”ピュリニーの至宝”ルフレーヴが2004年からマコネの地でヴィオディナミで造るAOCマコネのレジオナル白ワイン[マコン・ヴェルゼ]
質・量共に豊作年の最新ヴィンテージ2022年のコスパ抜群のドメーヌ蔵出し正規品のお買い得人気白ワイン
[マコン・ヴェルゼ2022]
ドメーヌ・ルフレーヴといえば、透明感とミネラル感あふれるワイン造りで、ブルゴーニュの白ワインの最高峰と言える存在です。
ピュリニー・モンラッシェにおよそ25haもの葡萄畑を所有し、しかも、その大部分を特級畑と一級畑が占めている大ドメーヌで、”ピュリニーの至宝”とも称えられる珠玉のドメーヌです。
ルフレーヴ家は1580年から続く名家で、1717年よりピュリニィでワイン造りを開始しました。創設者はジョセフ・ルフレーヴ氏で、その後代々ルフレーヴ一族の経営が続き、現当主のアンヌ・クロード氏が一人で運営をするようになったのは1994年のことです。
アンヌ・クロード氏が加わり、1997年のビオディナミ農法への移行等種々の改革を次々に実施し、ドメーヌは一気にトップの座へ浮上します。
2006年に英デカンタ誌で専門家により世界で最も優秀な白ワイン生産者に選ばれ、2014年にはマスター・オブ・ワイン協会の「ワインメーカーズ・ワインメーカー」に選ばれました。
しかしながら、ルフレーヴのワインは村名クラスであっても価格的になかなか手が出ないのが現実です。当主アンヌ・クロード氏もこの点を気にしており、そこで目を付けたのが、マコンの地で、このテロワールなら、「自分たちのスタイルを貫きつつ、気軽にルフレーヴのスタイルのワインを沢山の人に楽しんでもらえる」と2004年マコン地区ヴェルゼ村に9.33haの畑を取得し、2004年ヴィンテージからマコン・ヴェルゼとして醸造を始めました。ピュリニー物と同様にヴィオディナミ農法で育てられた葡萄で造るマコン・ヴェルゼは、入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的 生産量が多く、価格も手頃なため人気のアイテムとなっています。
こちらの商品は、最新ヴィンテージ2022年のドメーヌ蔵出し正規品[マコン・ヴェルゼ2022]です。
ルフレーヴのマコン・ヴェルゼは、マコン地区ヴェルゼ村の5区画(Les Chenes,Le Monte,En Perret,Escolles,Les Muses)合計9.33haのヴィオディナミ農法で育てられた葡萄をアッサンブラージュして造られます。
AOCマコネの格付けにおいて、一番下位にあるのがマコンとマコン・ヴィラージュで、これがマコネの地域名(レジオナル)ワインとなり、20の特定生産区域は、マコンの後にコミューン名を付けることができます。こちらのマコン・ヴェルゼやマコン・イジェ、マコン・ヴェルジッソン等がそれにあたります。ルフレーヴは、このマコン・ヴェルゼに加え、2017年からマコン・ヴェルゼの単一区画名付きのキュヴェ[マコン・ヴェルゼ レ・シェーヌ]と[マコン・ヴェルゼ ル・モンテ]をリリースしています。
ご参考までに、その上のクラスがマコネの村名(ヴィラージュ)ワインで、プイィ・フュイッセ、プイイ・ロシェ、プイィ・ヴァンゼル、サン・ヴェラン、ヴィレ・クレッセの5つがあり、その中の筆頭にあげられるのがプイィ・フュイッセです。次いで、サン・ヴェランでしょうか。
ドメーヌ・ルフレーヴは、このAOCプイィ・フュイッセでも2017年からヴィラージュのプイィ・フュイッセに加え、単一区画キュヴェ[アン・ヴィニュレ(2020年からは一級に昇格)]と[ラ・シャノー]をリリースする等、マコネでのワイン造りに力を注いでおり、特に[プイィ・フュイッセ一級アン・ヴィニュレ]を始めとするプイィ・フュイッセの銘柄は、ピュリニー物に引けをとらない秀逸な白ワインとして高い人気を誇ります。
ルフレーヴの素晴らしさは、本来熟成によって初めて発揮されますが、マコンは柔らかい果実味があり、比較的若いうちから楽しめます。クリーンで上品な果実味と、それを締める酸味が絶妙なバランスで、マコンならではの華やかさがあります。
勿論その味わいもルフレーヴお得意のキリっとしたミネラルが感じられ、高貴な白い花やかすかな蜜の香り、グレープフルーツのような清々しさを持つ、清らかな味わいでお買得としか言いようがありません。
ブルゴーニュの2022年ヴィンテージのワインの評価はまだ出揃っておりませんが、2022年のブルゴーニュは霜害や猛暑、乾燥といった温暖化による影響はあったものの、多くの生産者が質・量とも健全な葡萄を収穫することができました。2019年〜2021年の3年間、天候不順により生産量に打撃を受けていただけに、生産者の喜びもひとしおのようで、健全で、糖度と酸度のバランスに優れた葡萄が収穫できた2022年ヴィンテージは、『今後世界中のワイン愛好家の舌を魅了していくことだろう』と期待されています。
ブルゴーニュ・ワイン委員会のヴィンテージ・レポートでも、『2022年のブルゴーニュは、質量とも豊作で、将来が楽しみなヴィンテージ(un millesime genereux et prometteur)』と報告されています。
また、ドメーヌ・ルフレーヴの当主ブリス・ド・モランディエール氏も2022年について、『何度も熱波に見舞われ、太陽を多く浴びたとても暑い年でしたが、葡萄の健康状態も良く、質・量とも豊作で、葡萄の糖度も高すぎず、酸味とのバランスがとても良く、出来上がるワインがとても楽しみなヴィンテージ』と語っており、お薦めのヴィンテージです。
ご参考までに(雑学豆知識):登記の関係から、こちらのマコン・ヴェルゼ等マコネ地区で造られるドメーヌ・ルフレーヴの仏語表記はピュリニーの銘柄と異なり、「Domaines Leflaive」(ドメーヌにSが付いています)となっています。マコンの葡萄も搾汁の後、マストはピュリニーに運ばれ、そこで醸造、熟成、瓶詰されますが、ピュリニー物と区別するためにそのように登記をしたようです。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:マコン・ヴェルゼ2022
仏語名:2022 Macon-Verze
生産者:ドメーヌ・ルフレーヴ
(Domaines Leflaive)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン