デュジャックの本拠地モレ・サン・ドニのドメーヌ物の人気村名ワイン
ジュヴレ・シャンベルタンの力強さとシャンボール・ニュジニーの繊細さを併せ持つ最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品
[モレ・サン・ドニ 2021]
こちらは、名手デュジャックが本拠地のモレ・サン・ドニで造る最新ヴィンテージ2021年のヴィラージュ赤ワイン[モレ・サン・ドニ2021]です。
モレ・サン・ドニの赤ワインは、両隣にあるジュヴレ・シャンベルタンの力強さとシャンボール・ニュジニーの繊細さを併せ持っていると言われますが、デュジャックの村名モレ・サン・ドニは、村最南部でシャンボール・ミュジニー村との境界にあり、有名なジョルジュ・ルーミエのモノポールの一級クロ・ド・ラ・ブシェールの下に隣接するレ・ポロー(Les Pourroux)の区画の葡萄を中心とし、これに村中央部のクロ・ソロン(Clos Solon)等の6区画の葡萄をアッセンブラージュしたものです。
デュジャックのネゴシアン部門デュジャックF&Pでも買い葡萄により、秀逸な村名モレ・サン・ドニを造っていますが、こちらは自社畑の葡萄で造るドメーヌ物で、モレ・サン・ドニのテロワールとデュジャックを知るために是非お勧めしたいワインです。
また、ブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。芽吹きの遅いピノ・ノワールは、シャルドネほどの霜害はないものの、天候不順やうどんこ病などの病害により、やはり収量は減少しています。
ある著名な生産者が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は、『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた[栽培家のミレジム]とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル(涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ)』に仕上がっています。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー保管商品となりますが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。
【商品内容】
商品名:モレ・サン・ドニ2021
仏語名:2021 Morey-Saint-Denis
生産者:ドメーヌ・デュジャック
(Domaine Dujac)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン