ジュヴレ・シャンベルタン ラ・プラティエール 2021[ドメーヌ・ミシェル・グロ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 10,780円(税込)
在庫数 1本
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ミシェル・グロのポートフォリオに2019年から新たに加わったジュヴレ・シャンベルタンの地で初めて造る赤
[ジュヴレ・シャンベルタン ラ・プラティエール]


ラヴォー渓谷の扇状地の下方にある泥土と沖積土の混ざった村名格畑ラ・プラティエールの0.33haの区画で造る稀少キュヴェ
最新ヴィンテージ2021年のドメーヌ蔵出し正規品
[ジュヴレ・シャンベルタン ラ・プラティエール 2021]


 ブルゴーニュの名門グロ一族の本家を継ぐ嫡流ドメーヌが六代目当主が運営するドメーヌ・ミシェル・グロです。(現在は、子息のピエール氏が七代目当主に就任しています。)

 名醸造家ジャン・グロから引き継いだ数々の銘醸畑を所有しており、中でも特級畑クロ・ヴージョ グラン・モーペルテュイとモノポールの一級畑クロ・デ・レアがドメーヌ・ミシェル・グロを代表する二つの看板ワインです。

 ミシェル・グロは、ヴォーヌ・ロマネに本拠を置く老舗名門ドメーヌであるだけに、上述の看板畑以外の他、ヴォーヌ・ロマネ、ニュィ・サン・ジョルジュ、シャンボール・ミュジニー、モレ・サン・ドニのアペラシオンにも多くの畑も所有しており、近年は、名門グロ一族の創始者であるアルフォンス・グロ氏の生誕の地であり、祖先の地とも言えるオート・コート・ド・ニュイのアルスナン村を中心に10.24haの畑所有しており、この地区での先駆的生産者となっています。

 こちらの商品は、最新ヴィンテージ2021年のジュヴレ・シャンベルタンの区画名付き村名ワイン[ジュヴレ・シャンベルタン ラ・プラティエール2021]です。

 ミシェル・グロは、ブルゴーニュの銘醸地ジュヴレ・シャンベルタンにはこれまでドメーヌの自社畑は所有しておりませんでしたが、2019年が初ヴィンテージの村名格ラ・プラティエールをジュヴレ・シャンベルタンの地で初めてリリースしました。

 ドメーヌ・ミシェル・グロの公式HPでは、このジュヴレ・シャンベルタン ラ・プラティエールについて次のように説明とコメントがされています。
 『畑の区画は[ラ・プラティエール]というリューディ にあり、面積は0.33ha。葡萄の平均樹齢は45年で、通常年の生産本数は1500本。

 ラヴォー渓谷の扇状地の下方に何千年もの時間をかけて運ばれた泥土と沖積土が混ざりあった土壌です。これはジュヴレ・シャンベルタンの村名アペラシオン全体に主に広がっている土壌で、ここから造られるワインはボディがしなやかで奥深く、単なる村名クラス以上の品質が整っている』


 また、ドメーヌ・ミシェル・グロでは公式HPで所有畑の地図を公開しておりますので、ご参考までに下に掲載いたします。


 また、ミシェル・グロは、近年のブルゴーニュ・ワインの価格高騰の中でも、秀逸なワインをリーズナブルな価格で提供している優良生産者でもあり、そのワインはコストパフォーマンスに大変優れていることも魅力で、人気があります。

 最新ヴィンテージとなるブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%〜80%減少と言われています。

 芽吹きの遅いピノ・ノワールは、シャルドネほどの被害はないものの、やはり収量は減少しており、ミシェル・グロの公式HPでは、2021年について、『高地のオート・コート・ド・ニュイは、芽吹きが遅く、霜害の被害は免れたものの、コート・ド・ニュイでは、収量の40%〜50%が失われた』と記しています。

 ある著名な生産者が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた[栽培家のミレジム]とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル(涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ)』に仕上がっています。

 この収量減の影響で、これから順次リリースされる2021年ヴィンテージは大幅な価格高騰と品薄が必至な状況となっておりますので、著名生産者のワインはお早目の購入をお薦めいたします。


 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。



【商品内容】
商品名:ジュヴレ・シャンベルタン
    ラ・プラティエール 2021 

仏語名:2021 Gevrey-Chambertin
    La Platiere    

生産者:ドメーヌ・ミシェル・グロ 
   (Domaine Michel Gros)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン


ドメーヌ・ミシェル・グロの公式HPに於いて、2021年ヴィンテージ情報が発表されておりますので、参考までに全文を掲載いたします。ミシェル・グロのみならず、2021年のブルゴーニュ全体にほぼ共通するヴィンテージ情報としてお読みくださいませ。
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 2020年から2021年にかけての冬は温暖で湿度が高く、冬が開ける頃には土壌に十分な 水分が蓄えられていました。

 2月末に温かくなり、早期の芽吹きを心配しましたが、幸いにも 3月に入ると冷涼な気候に戻り、月末になって気温が上昇してきました。

 葡萄の成長サイクル が既に始まっている中、4月6、7、8日に霜が下りたとき、それは衝撃的な惨事となりました。 損害はとても深刻でしたが、区画による大きな差も見られました。丘の頂上付近の畑ではより 早くに成長が始まるため損害が大きく、成長の遅い平野の畑では比較的損害が限られていました。コート・ド・ニュイで失われた芽は平均すると 40~50%、オート・コート・ド・ニュイは 標高が高く、成長が遅いために霜害を完全に逃れていました。

 8月中旬から天候条件が改善され、葡萄の色づきや成熟が助けられました。葡萄の健全さはこの時点で満足のいくものでしたが、ウドンコ病の存在はたくさんの畑で認められ、 特にオート・コート・ド・ニュイで増加していました。

 収穫は 9月19日にコートで始まり、10月3日にオート・コートで終わりました。コー ト・ド・ニュイでの葡萄の健全さはとても満足度の高いものに留まり、選果も軽くする程度 で済みました。

 一方、オート・コート・ド・ニュイでは、特に 9 月末に雨が降り出したことか ら、葡萄の健全度が落ちてしまい、最良の品質だけを求めるために厳しい選果が必須となり ました。区画の中の一つはあまりに劣化がひどく、収穫さえも出来ませんでした。

 ここ最近の 3 つのヴィンテージと異なり、2021年はより冷涼な年ですが、難しい天候に善処を尽くした、とても良い品質を呈す「クラシック」なヴィンテージと形容することができ るでしょう。美しいバランスに特徴づけられたこの年のワインは、果実味が高く、多大な繊細 さがあります。地方名のアペラシオンのワインは直ぐに喜びを与えてくれ、より格高い畑から 造られたワインは長期熟成に相応しいでしょう。




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