特級シャルム・シャンベルタン2018 [ドメーヌ・ペロ・ミノ]

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 46,750円(税込)
在庫数 在庫0本売切れ中

SOLD OUT
一躍スーパースターの仲間入りをしたペロ・ミノが造る
マゾワイエール・シャンベルタンと並ぶ二枚看板ワイン
[特級シャルム・シャンベルタン]


「豊作で葡萄の熟度も高く、果実味に溢れ、芳醇なワインとなった優良年」2018年ヴィンテージに[2128本]造られた稀少キュヴェ

飲み頃も近く、価格面でもお買い得で、これまで輸入元倉庫に保管されてきた好コンディションの蔵出し正規品のバック・ヴィンテージ
[特級シャルム・シャンベルタン2018]


 クリストフ・ペロ・ミノが父アンリの後を継いだのは1993年ですが、それ以前のドメーヌ・ペロ・ミノのワインは大半がバルク売りされ、ドメーヌの評価もさほどのものではありませんでした。
しかし、現当主のクリストフ・ペロ・ミノが修業から戻り、ワインを手がけるようになった後、ほぼ全量ドメーヌ元詰めとなり、このドメーヌは一気に注目を集めるようになります。

 ただ、1990年代のペロ・ミノのワインは、抽出が強く、樽香が強い生産者の代表とされおり、アメリカ市場を意識したこのようなパワフルな造りの全盛時代の潮流に乗ってワインを造り、それにより実際に成功をおさめていたことも事実です。

 しかし2000年からペロ・ミノのスタイルはこれまでの濃厚なスタイルから軽快・繊細なスタイルへと大きく変わります。
この変化の契機になったのが、師と仰ぐブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエ氏の存在です。アンリ・ジャイエの最後の弟子とも言われるクリストフはジャイエ氏から「怠け者になれ」という含蓄ある言葉をもらったそうです。

 それ以降、これまで二週間にも及んだ低温侵漬を一週間弱にし、抽出方法もビジャージュ主体からルモンタージュ主体へと変え、新樽率も村名で20%、1級、特級で30%、焼き加減もミディアムに抑え、テロワールを重視するアンリ・ジャイエ・スタイルの現代的再現を目指し、優しくすっきりと軽く、透明感のある味わいへと変貌を遂げ、これにより一気にスーパースターの仲間入りをすることになります。

 この醸造における変化と同時に2000年にヴォーヌ・ロマネの名手ペルナン・ロサンの畑を購入し、ドメーヌの拡大にも着手します。ペルナン・ロサンの所有していた畑の中でもニュイ・サン・ジョルジュ一級ラ・リシュモーヌとシャンボール・ミュジニー一級ラ・コンブ・ドルヴォーの2つのアペラシオンには、それぞれ1902年植樹を始め、樹齢70年以上の葡萄が植えられており、通常のキュヴェのほか、古樹の葡萄のみを用いた「キュヴェ・ウルトラ」があり、このペルナン・ロサンの畑の購入もペロ・ミノを一躍スーパースターに押し上げた要因の一つです。
 
 こちらのシャルム・シャンベルタンは、シャンベルタンとはグラン・クリュ街道を挟んで真向い同士にある12.24haの畑で、みずみずしい赤系果実の凝縮感と特級の地位にふさわしい力強さと持続性を持っています。

 ペロ・ミノのテロワール重視の姿勢が良く表れているのは、ドメーヌが所有する二つの特級畑であるシャルム・シャンベルタン(0.91ha所有)とマゾワイエール・シャンベルタン(0.74ha所有)をアッサンブラージュすることなく、別々に仕立てていることです。

 ほとんどの生産者は両者に大きな違いはないとし、ブレンドし、シャルム・シャンベルタンを名乗ります。また、マゾワイエール・シャンベルタンだけを所有する生産者の多くは発音の難しさや知名度を考慮し、エチケットにはシャルム・シャンベルタンと表記しています。

 これに対しペロ・ミノは、シャルム・シャンベルタンとマゾワイエール・シャンベルタンにはテロワールに顕著な違いがあると考え両者を区別して瓶詰め・表記している数少ない造り手の一人です。

 このような仕立てが可能なのは、両者のテロワールの違いを明確に表現できる醸造技術だけでなく、別々に瓶詰できるだけの面積の畑を所有していなければできないため、シャルム・シャベルタンとマゾワイエール・シャンベルタンを両方リリースするドメーヌは稀少なのです。(他にシャルム・シャンベルタンとマゾワイエール・シャンベルタンを区別して仕立てる生産者に、モレ・サン・ドニのトプノー・メルムとジュヴレ・シャンベルタン一のデュガ・ピィがいます。)

 こちらの商品はドメーヌ蔵出し正規品のバック・ヴィンテージ[特級シャルム・シャンベルタン2018]です。

 近年のブルゴーニュ価格の高騰は凄まじく、例えば、こちらのペロ・ミノの看板ワイン[シャルム・シャンベルタン]の最新ヴィンテージ2020年の標準小売価格は「税込187,000円」となっており、「高嶺の花」というより、むしろ「雲の上の存在」と思われるほど、大きく値上がりしています。

 このような状況下で、こちらの[特級シャルム・シャンベルタン2018]は、輸入元のラックコーポレーション様から、2023年12月に入荷したもので、これまで輸入元倉庫で保管されてきた好コンディションのもので、飲み頃も近く、価格面でもお買い得で、お薦めです。

 また、ブルゴーニュの2018年は前年の2017年と同様に暑く乾燥した夏と収穫期の温暖な気候のおかげで、「豊作で葡萄の熟度も高く、果実味に溢れ、芳醇なワインとなった優良年」と報告されています。また、ペロ・ミノは、エチケットに生産本数を記載しており、[シャルム・シャンベルタン2018の生産本数は2128本]となっています。 

 なお、ペロ・ミノはドメーヌ物のワインの他にいろいろな畑から葡萄を買ってワインを造っており、これまではこれらのネゴシアン物のワインはエチケットは同じですが「ペロ・ミノ」だけの表記で「ドメーヌ」の文字は記されていませんでしたが、2017年ヴィンテージからは全ての銘柄から「ドメーヌ」の文字は消え、「ペロ・ミノ」の表示で統一されています。自分の造るワインにドメーヌ物とネゴシアン物の区別はないということでしょう。
 

 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー保管商品ですが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。 

【商品内容】
商品名:特級シャルム・シャンベルタン2018
 
仏語名:2018 Charmes Chambertin Grand Cru

生産者:ドメーヌ・ペロ・ミノ
    (Domaine Perrot Minot)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン

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