サン・ロマン スー・ラ・ヴェル 2019[エスプリ・ルフレ−ヴ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 13,750円(税込)
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”ピュリニーの至宝”ルフレーヴが2018年に開始したエスプリ・ルフレーヴの二年目に初リリースのコート・ド・ボーヌの奥座敷サン・ロマンの区画名付き村名白ワイン
[サン・ロマン スー・ラ・ヴェル2019]


厳選された契約農家からの買い葡萄で僅か[1181本]造られた「サン・ロマン スー・ラ・ヴェル2019」

   ドメーヌ・ルフレーヴといえば、透明感とミネラル感あふれるワイン造りで、ブルゴーニュの白ワインの最高峰と言える存在です。
 ピュリニー・モンラッシェにおよそ25haもの葡萄畑を所有し、しかも、その大部分を特級畑と一級畑が占めている大ドメーヌで、”ピュリニーの至宝”とも称えられる珠玉のドメーヌです。

 ドメーヌ・ルフレーヴでは、2004年にマコネの地に進出し、それ以降マコン・ヴェルゼやプイイ・フュイッセでも、秀逸な白ワインを造ってきましたが、2018年にまた大きな動きがありました。それがこの「エスプリ・ルフレーヴ(ルフレーヴの精神・真髄)プロジェクト」開始です。

 2017年にルフレーヴの総支配人に就任したピエール・ヴァンサン氏は、前任のドメーヌ・ド・ラ・ヴージョレでもワイン造りにおいて赤白共に実績(IWCにおいて2010年と2014年の二回レッド・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選出)があることから、その才能を認めている現当主ブリス・ド・ラ・モランディエール氏は、従来のコート・ド・ボーヌやマコネでのワイン造りから、新たにシャブリやコート・ド・ニュイまでより広域かつ多彩なポートフォリオを揃えるために、この「エスプリ・ルフレーヴ プロジェクト」の開始を決断したのです。

 エスプリ・ルフレーヴでリリースされるワインは買い葡萄で造られますが、オーガニック、またはビオディナミで栽培される樹齢の高い葡萄樹を持つ契約農家を厳選し、葡萄はドメーヌ・ルフレーヴのチームによって収穫され、ピュリニーのルフレーヴの施設で醸造されます。

 エスプリ・ルフレーヴの記念すべきファースト・ヴィンテージ2018年は白5、赤3の合計8銘柄がリリースされ、生産量も控えめながら、ルフレーヴのラインナップに多様性をもたらすことになり、大きな注目を集めました。二年目となる2019年ヴィンテージは、白1と赤1銘柄が新たに加わり、ラインナップが拡充しています。

 こちらの商品はエスプリ・ルフレーヴの二年目の2019年に初リリースの「サン・ロマン スー・ラ・ヴェル 2019」で、初ヴィンテージの2019年の生産本数はブティーユ瓶(750ml)で僅か[1181本]です。

 サン・ロマンは、コート・ドールの中で標高350m〜410mと最も標高が高く、冷涼な気候で、サン・ロマン石灰岩と呼ばれる独特な土壌から造られる白ワインは、シャープな酸味と切れ味の良いミネラル感が特長です。

 サン・ロマンは、コート・ド・ボーヌの奥座敷とも言える谷の奥に位置する白を主体とするアペラシオンで、AOC制定時にはコート・ドールに含まれてはいませんでしたが、1947年にオート・コート・ド・ボーヌから現在のアペラシオンに昇格しています。

 サン・ロマンの村名格畑[スー・ラ・ヴェル(Sous la Velle=村の下)]は、その名の由来の通り、サン・ロマンの集落の下(東側)に位置する東向き急斜面の畑で、母岩はオックスフォディアンの泥灰岩に石灰岩が入った「サン・ロマン石灰岩」と呼ばれるこの地区独特のもので、サン・ロマンの中でも特に白ワインに適した畑です。

 下にサン・ロマンの葡萄畑地図を掲載しておりますので、その位置をご確認下さい。


 日本ではまだ馴染みの薄いサン・ロマンですが、秀逸な白ワインを産することで現在大変注目されている産地です。また、それに加えて、ブルゴーニュのワイン生産者にとっては、非常に重要かつワイン造りにおいて必要不可欠な村です。

 と言うのは、サン・ロマンには、ブルゴーニュで最も有名な樽製造会社のフランソワ・フレール社の本拠があるためです。空気がきれいで、適度な湿度であり、外気で樽材を乾燥させるのに最適な環境のようです。

  サン・ロマンの歴史は古く、新石器時代の遺跡も残っています。ワイン史としては、中世初期から名前が登場し、フィロキセラが襲うまでは耕作可能な土地は全て葡萄畑に充てられていました。

 冷涼な気候のため、ACサン・ロマンが認められた時は大部分がシャルドネの畑でしたが、温暖化の影響もあり、現在シャルドネとピノ・ノワールの植樹比率は55対45となっています。 

 ご参考までに、2019年のブルゴーニュは、各種ヴィンテージ・レポートによれば、『2019年は4月の気温低下による霜害、初夏の天候不順に伴う花ぶるいや結実不良、更に、夏の酷暑と水不足により、収量は2018年より25%〜35%減少するものの、陽射しに恵まれて、収穫された葡萄の熟度は高く、酸も豊かであることから品質は極めて良好で、年号末尾に「9」の付く年は優良年というジンクスは守られる』とのことです。しかし、残念なことに、11月恒例開催のオスピス・ド・ボーヌの競売会で顕著だったように、『2019年産のワインの品質は優れているものの、生産量が減少していることから、価格は2018年より高めとなる』旨も報告されています。


 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。  

【商品内容】
商品名:サン・ロマン スー・ラ・ヴェル 2019
    
仏語名:Saint-Romain Sous la Velle 2019
        
生産者:エスプリ・ルフレーヴ
    (Esprit Leflaive)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン

 

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