ムルソー2020 [ドメーヌ・ピエール・モレ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 12,650円(税込)
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ドメーヌ・ルフレーヴの名声を築いた醸造長ピエール・モレが造るドメーヌ物の「ムルソー2020」

ムルソー内の三区画の葡萄をブレンドした村名ムルソー
2023年3月中旬入荷のドメーヌ蔵出し正規品



 ピエール・モレは、1988年〜2007年までの20年間にドメーヌ・ルフレーヴの醸造長を勤め、この間にルフレーヴを世界一の白ワイン生産者として現在の揺るぎない地位を築きました。その一方で、自身の小さなドメーヌを運営、さらにラフォンの畑返却による利益減少の埋め合わせとして、1992年にはネゴス・ブランドの「モレ・ブラン」を設立し、二足のわらじならぬ三足のわらじを履くことになったのです。

 ルフレーヴの醸造長に就いてから20年後の2008年、ドメーヌ・ピエール・モレとモレ・ブランの仕事に集中するためルフレーヴから離れ、娘のアンヌを共同経営者に迎えて、父娘で11haの畑を耕作し、同時にモレ・ブランを経営していますが、葡萄畑ではルフレーヴと同様に1993年から有機農法に切り替え、1998年以降ビオディナミに転換しています。

 ピエール・モレは、白ワインの生産地ムルソーの造り手であることから、ネゴシアンの方の名称の「ブラン(Blanc)」は、「白ワイン」を意味していると思われがちですが、この「ブラン」は奥様の旧姓だそうです。

 ドメーヌとネゴスの両方を運営する造り手のワインは、ドメーヌを「主」、ネゴスを「従」ととらえられがちですが、ピエール・モレの場合はそれにあたらず、ネゴスの葡萄区画でも自ら畑仕事をする等ドメーヌ同様のケアがとられており、モレ・ブランは、「ドメーヌ的ネゴシアン」と評価されています。

 従って、たとえば村名ムルソー同士をブラインドで試飲したとしても、その葡萄が栽培された区画による違いはともかく、品質的な優劣を感じることはないと言われるほどです。

 こちらの商品は自社畑の葡萄で造る最新ヴィンテージ2020年のドメーヌ・ピエール・モレの村名ワイン「ムルソー 2020」です。

 ドメーヌ物の村名ムルソーは、ムルソーの中に所有する、[Le Forges ]、[Les Pellans]、 [Les Chaumes]の三つの村名畑から収穫された葡萄をブレンドして造られます。下の通り、ドメーヌ公式HPで所有畑を公開しておりますので、各畑の位置をご確認下さい。三区画の面積は合計で、0.86ha、植えられている葡萄樹の平均樹齢は30年です。



 また、最新ヴィンテージ2020年について、ブルゴーニュワイン委員会のHPを見ると、『2020年ヴィンテージは、発芽から収穫まで歴史的な早熟で、好天に恵まれ雨が降らなかったため、病気はほとんどなく、衛生状態の良い葡萄が収穫でき、多くの生産者にとって2020年のワインは並外れたものとなり、長期熟成向きの偉大なヴィンテージと予想される』と記しています。

 しかしながら、次の2021年ヴィンテージは、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、例えばルフレーヴの公式HPでは、シュヴァリエ・モンラッシェは80%の葡萄が失われたとの記載もあり、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。

 この影響もあり、2020年ヴィンテージは大幅な価格高騰かつ日本への輸入量も減少し、入手困難となっていますが、来年リリースの2021年ヴィンテージのワインは、更なる価格高騰と品薄が必至ですので、2020年ヴィンテージを是非ご検討下さいませ。   
 


 こちらの商品は、ラックコーポレーション輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。


【商品内容】
商品名:ムルソー2020
   
仏語名:2020 Meursault 
   
生産者:ドメーヌ・ピエール・モレ
   (Domaine Pierre Morey)
容量 :750m
タイプ:白ワイン
 



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