プイィ・フィッセ 2020 [ドメーヌ・ルフレ−ヴ]

型番 店舗内セラー保管
販売価格 9,460円(税込)
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SOLD OUT
”ピュリニーの至宝”ルフレーヴが2013年から
プイィ・フイッセで造る白ワイン



マコネ地区の中において別格のアペラシオン
最新ヴィンテージの「プイィ・フイッセ2020」


   ドメーヌ・ルフレーヴといえば、透明感とミネラル感あふれるワイン造りで、ブルゴーニュの白ワインの最高峰と言える存在です。
 ピュリニー・モンラッシェにおよそ25haもの葡萄畑を所有し、しかも、その大部分を特級畑と一級畑が占めている大ドメーヌで、”ピュリニーの至宝”とも称えられる珠玉のドメーヌです。

 ルフレーヴ家は1580年から続く名家で、1717年よりピュリニィでワイン造りを開始しました。創設者はジョセフ・ルフレーヴ氏で、その後代々ルフレーヴ一族の経営が続き、現当主のアンヌ・クロード氏が一人で運営をするようになったのは1994年のことです。

 アンヌ・クロード氏が加わり、1997年のビオディナミ農法への移行等種々の改革を次々に実施し、ドメーヌは一気にトップの座へ浮上します。
 2006年に英デカンタ誌で専門家により世界で最も優秀な白ワイン生産者に選ばれ、2014年にはマスター・オブ・ワイン協会の「ワインメーカーズ・ワインメーカー」に選ばれました。
 
 シュヴァリエ・モンラッシェを始めとする特級・一級ワインの出来はヴィンテージを問わず素晴らしく、是非ともお薦めしたいのですが、ただ一つの難点は、近年のブルゴーニュの価格高騰により、ルフレーヴのワインは村名クラスであっても価格的になかなか手が出ないのが現状です。

 前当主アンヌ・クロード氏もピュリニー各銘柄の価格高騰を気にしており、そこで目を付けたのが、コート・ドールから約100km南のマコネの地で、このテロワールなら、「自分たちのスタイルを貫きつつ、気軽にルフレーヴのスタイルのワインを沢山の人に楽しんでもらえる」と、2004年にマコネ地区ヴェルゼ村に9.33haの畑を取得し、2004年ヴィンテージからマコン・ヴェルゼ、更に2013年からはマコネの最良アペラシオンであるプイィ・フイッセの醸造を始めました。

 これらマコネ地区でもピュリニー・モンラッシェの本家同様にビオディナミ農法が採用されており、世界最高峰の白ワインと讃えられるルフレーヴのスピリットを受け継いだコストパフォーマンスに優れたワインがマコネの地で生み出されており、入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的 生産量が多く、価格も手頃なため人気のアイテムとなっています。

 マコネ地区にはルフレーヴと同じく白ワインの世界最高峰生産者と称賛されるドメーヌ・デ・コント・ラフォンも進出しており、コート・ドールと全く同じウミユリ石灰岩を基盤とするこの地がシャルドネの生育に適していることを示しています。

 中でもマコネ地区の中において別格とされるAOCプイィ・フイッセはこれまで村名格ワインのみでしたが、2020年ヴィンテージからは一級も認められることとなっており、特に注目されていることから、ドメーヌ・ルフレーヴでは2017年ヴィンテージからは、これまでの村名プイィ・フイッセの他に二つの単一畑「プイィ・フイッセ ラ・シェノー」と「プイィ・フイッセ アン・ヴィニュレ」の銘柄を加えるなど更に力を注いでいます。

 こちらは最新ヴィンテージ2020年の「プイィ・フイッセ2020」です。

 2020年の評価については、まだ出揃っておりませんが、フランス農務省等の資料によれば、『2020年は、冬の暖冬で、極めて芽吹き、そして開花も早く、収穫は8月に行われる等、最近では最も葡萄の成長サイクルの早いヴィンテージ』であったようです。幸いにも遅霜の被害も免れ、収穫量は2019年を少し上回り、まずまずな出来のようですが、問題は次の2021年ヴィンテージが及ぼす悪影響です。

 現在ラックコーポレーション様のHPにてドメーヌ・ルフレーヴ等の2021年収穫についての動画が掲載されていますが、それによれば、『2021年はこの半世紀の間でワインが最も少ししか造れなかった年として、記憶に残るヴィンテージ』とのことです。当然、その影響はワイン価格に反映されるはずですし、新型コロナの影響で、葡萄収穫の人件費や諸費用のアップ等も発生していることから、ここ2〜3年はブルゴーニュワインの品薄と価格高騰は不可避な状況と申せます。


 このように、ブルゴーニュワインの価格高騰が続く中にあって、歴史的な不作とされる2021年ヴィンテージの生産量が激減し、価格も高騰することはほぼ確実な状況であることから、ブルゴーニュワイン愛好家のお客様には、これから順次リリースされる2020年ヴィンテージをまず確保されておくことをお薦めいたします。

 ご参考までに(雑学豆知識):登記の関係から、こちらのプイィ・フイッセやマコン・ヴェルゼ等マコネ地区で造られるドメーヌ・ルフレーヴの仏語表記はピュリニーの銘柄と異なり、「Domaines Leflaive」(ドメーヌにSが付いています)となっています。現在ルフレーヴの醸造所は、ピュリニーとマコンにあることから、醸造場所を区別するためにそのように登記をしたようです。


 こちらのインポーターはラックコーポレーションのドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。  

【商品内容】
商品名:プイィ・フイッセ 2020
    
仏語名:2020 Pouilly-Fuisse     
 
生産者:ドメーヌ・ルフレーヴ
    (Domaines Leflaive)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン

 

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