ムルソー レ・テール・ブランシュ2016 [ドメーヌ・ピエール・モレ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 10,450円(税込)
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SOLD OUT

ドメーヌ・ルフレーヴの元醸造長ピエール・モレの区画名付き村名ワイン
「ムルソー レ・テール・ブランシュ2016」



「テール・ブランシュ=白い土地」の名の通り、石灰質土壌由来のミネラルが強く、長熟に適したムルソー



2022年4月下旬入荷の飲み頃も近く、価格面でもお買い得な、霜害により生産量が激減した2016年の正規品のバック・ヴィンテージ!!

 ピエール・モレは、1988年〜2007年までの20年間にドメーヌ・ルフレーヴの醸造長を勤め、この間にルフレーヴを世界一の白ワイン生産者として現在の揺るぎない地位を築きました。その一方で、自身の小さなドメーヌを運営、さらにラフォンの畑返却による利益減少の埋め合わせとして、1992年にはネゴス・ブランドの「モレ・ブラン」を設立し、二足のわらじならぬ三足のわらじを履くことになったのです。

 ルフレーヴの醸造長に就いてから20年後の2008年、ドメーヌ・ピエール・モレとモレ・ブランの仕事に集中するためルフレーヴから離れ、娘のアンヌを共同経営者に迎えて、父娘で11haの畑を耕作し、同時にモレ・ブランを経営していますが、葡萄畑ではルフレーヴと同様に1993年から有機農法に切り替え、1998年以降ビオディナミに転換しています。

 ピエール・モレは、白ワインの生産地ムルソーの造り手であることから、名称の「ブラン(Blanc)」は、「白ワイン」を意味していると思われがちですが、この「ブラン」は奥様の旧姓だそうです。

 ドメーヌとネゴスの両方を運営する造り手のワインは、ドメーヌを「主」、ネゴスを「従」ととらえられがちですが、ピエール・モレの場合はそれにあたらず、ネゴスの葡萄区画でも自ら畑仕事をする等ドメーヌ同様のケアがとられており、モレ・ブランは、「ドメーヌ的ネゴシアン」と評価されています。

 従って、たとえば村名ムルソー同士をブラインドで試飲したとしても、その葡萄が栽培された区画による違いはともかく、品質的な優劣を感じることはないと言われるほどです。

 こちらの商品は自社畑の葡萄で造るドメーヌ・ピエール・モレの区画名付きの村名ワイン「ムルソー レ・テール・ブランシュ2016」です。

  ムルソーの村名格畑レ・テール・ブランシュは、一級畑グット・ドールの真下に位置し、「テール・ブランシュ=白い土地」の名前の通り、石灰質が強い土壌です。ここから生まれるワインは、白い花に柑橘類の香り、そしてミネラルが強く感じられ、ムルソーとしてはタイトなスタイルとなります。

 ドメーヌ・ピエール・モレでは下の通り、公式HPに本拠地ムルソーに所有する自社畑の位置を公開していますので、レ・テール・ブランシュの位置をご確認下さい。




 ドメーヌ・ピエール・モレがこのムルソー レ・テール・ブランシュに所有する畑の面積は0.40ha、葡萄樹は1989年植樹のもので、2006年が初ヴィンテージとなっており、ドメーヌが最後に獲得したパーセルのため、ドメーヌの商品ラインナップの中では最も新しい銘柄です。

 また、2016年ヴィンテージは春にブルゴーニュ全域を二度にわたって襲った霜害により、大打撃を被り生産量が激減した年です。例えば、コート・ド・ボーヌ地区ではモンラッシェ畑は壊滅的な被害を受けて収穫量が激減し、各ワイナリー単独でワインが醸造できず、DRCやコント・ラフォン、ルフレーヴ等6つのドメーヌが葡萄を持ち寄り、その葡萄からたった2樽ほどのモンラッシェが共同で造られたほどです。しかし、その後の天候回復により、霜害を乗り越え逞しく育った葡萄からは素晴らしいワインが造られ、優良年と評価されています。しかし、生産本数が減っていますので、2016年のバック・ヴィンテージは貴重です。
 


 こちらのインポーターはラックコーポレーションで、2022年4月下旬入荷の蔵出し正規品のバック・ヴィンテージで、店舗内セラー保管商品です。

【商品内容】
商品名:ムルソー レ・テール・ブランシュ2016

仏語名:2016 Meursault Les Terres Blanches

生産者:ドメーヌ・ピエール・モレ
   (Domaine Pierre Morey )
容量 :750ml
タイプ:白ワイン

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