ヴォーヌ・ロマネ2018 [ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 8,910円(税込)
在庫数 在庫0本売切れ中

SOLD OUT

ブルゴーニュ屈指の名門ドメーヌの
質量共に豊作の2018年の村名ヴォーヌ・ロマネ



特級畑エシェゾーの一部の葡萄をデクラセし、ブレンドして造るお買い得キュベ「ヴォーヌ・ロマネ2018」

 ヴォーヌ・ロマネのワインを語るときに欠かせない名門中の名門、グロ家ですが、ヴォーヌ・ロマネには、”グロ”の名前を冠するドメーヌが4つ存在します。
 
 グロ家の歴史は1804年生まれのアルフォンス・グロが1830年にドメーヌを設立したことに始まり、その息子ルイ・グロが19世紀半ばにはドメーヌ元詰めワインを販売し、家業を発展させます。

 ルイ・グロにはジャン、フランソワ、ギュスターヴ、コレットの4人の子供がいましたが、1963年のルイ・グロの引退時に4人の子供が2組に別れ、グロ家の畑は二つのドメーヌに分割されます。そして、ギュスターヴとコレットが設立したドメーヌが、こちらの「グロ・フレール・エ・スール」です。 

 しかし、「グロ・フレール・エ・スール」には後継者がいなかったことから、ジャン・グロの次男ベルナールが、叔父叔母が所有していたグロ・フェール・エ・スールを1980年より継承し、1984年に叔父のギュスターヴ氏が亡くなると、叔母のコレット女史を支え、抽出と新樽の強いスタイルを打ち出します。機械好きのベルナール氏は、果汁凝縮機や最新の醸造技術を導入、エキゾチックかつパワフルなスタイルのワインを造り出しました。

 そんなブルゴーニュ屈指の老舗名門ドメーヌ、グロ・フレール・エ・スールですが、2016年ヴィンテージより息子のヴァンサン氏が醸造に加わることで、一気に新世代の風が吹き込みます。

 2016年と2017年ヴィンテージは、ヴァンサン氏の進言で、父ベルナール氏との話合いの結果、酸化防止剤である亜硫酸の不使用(サン・スフル=Sans Soufre)を決断し、長年築いてきた父のスタイルである『抽出が強く飲み応えがあり、果実の甘みを感じるパワフルなワインのスタイル』を尊重しつつ、全行程における酸化防止剤の無添加に挑戦したのです。

 グロ・フレール・エ・スールの造る全てのワインをサン・スフルにするという決断は大胆かつリスクも伴うものでした。適切な保管環境に置かれなければ、すぐに劣化した状態になるからです。そして、2016年、2017年と試行錯誤を重ね、2018年からは極少量の酸化防止剤を使用することで、葡萄のピュアな果実味、ナチュラルさが前面に出たスタイルを確立すると共に品質の劣化を防ぐことに成功し、これにより名門グロ・フレール・エ・スールは、世代交代により新たな飛躍のスタートをきったと申せます。

 ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スールは、ブルゴーニュ屈指の老舗名門ドメーヌであるだけに、トップ・キュヴェのリシュブールを筆頭に、多くの銘醸畑を所有しています。

 こちらの商品は、質量共に豊作の2018年ヴィンテージの村名ヴォーヌ・ロマネです。グロ・フレール・エ・スールはAOCヴォーヌ・ロマネとして3区画、合計1.5haの村名格畑を所有していますが、この村名ヴォーヌ・ロマネには、ドメーヌがエシェゾーに所有する一部区画の葡萄もデクラセ(格下げ)してブレンドしており、大変お買い得なキュヴェです。
 


 2018年ヴィンテージは、2017年と同様に暑く乾燥した夏と収穫期の温暖な気候のおかげで、「豊作で葡萄の熟度も高く、果実味に溢れ、芳醇なワインとなった優良年」と報告されており、多くの専門家も「2018年ヴィンテージは、各畑のテロワールがよく出ている年」と絶賛しており、お薦めのヴィンテージです。 


 こちらの商品のインポーターは豊通食料のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。

【商品内容】
商品名:ヴォーヌ・ロマネ2018 

仏語名:2018 Vosne Romanee

生産者:ドメーヌ・グロ・フレール・エ・スール
     (Domaine Gros Frere et Soeur)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン


Your recent history

Category

Recommended