ムルソー レ・テソン2018 [ドメーヌ・ピエール・モレ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 10,450円(税込)
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SOLD OUT

ドメーヌ・ルフレーヴの元醸造長ピエール・モレの
ドメーヌ物の「ムルソー レ・テソン2018」



1855年のラヴァル博士の格付けでは一級にランクされた、ムルソーの区画名付き村名格畑レ・テソン



2021年9月入荷の最新ヴィンテージ2018年の蔵出し正規品

 ピエール・モレは、1988年〜2007年までの20年間にドメーヌ・ルフレーヴの醸造長を勤め、この間にルフレーヴを世界一の白ワイン生産者として現在の揺るぎない地位を築きました。その一方で、自身の小さなドメーヌを運営、さらにラフォンの畑返却による利益減少の埋め合わせとして、1992年にはネゴス・ブランドの「モレ・ブラン」を設立し、二足のわらじならぬ三足のわらじを履くことになったのです。

 ルフレーヴの醸造長に就いてから20年後の2008年、ドメーヌ・ピエール・モレとモレ・ブランの仕事に集中するためルフレーヴから離れ、娘のアンヌを共同経営者に迎えて、父娘で11haの畑を耕作し、同時にモレ・ブランを経営していますが、葡萄畑ではルフレーヴと同様に1993年から有機農法に切り替え、1998年以降ビオディナミに転換しています。

 ピエール・モレは、白ワインの生産地ムルソーの造り手であることから、名称の「ブラン(Blanc)」は、「白ワイン」を意味していると思われがちですが、この「ブラン」は奥様の旧姓だそうです。

 ドメーヌとネゴスの両方を運営する造り手のワインは、ドメーヌを「主」、ネゴスを「従」ととらえられがちですが、ピエール・モレの場合はそれにあたらず、ネゴスの葡萄区画でも自ら畑仕事をする等ドメーヌ同様のケアがとられており、モレ・ブランは、「ドメーヌ的ネゴシアン」と評価されています。

 従って、たとえば村名ムルソー同士をブラインドで試飲したとしても、その葡萄が栽培された区画による違いはともかく、品質的な優劣を感じることはないと言われるほどです。

  こちらの商品は自社畑の葡萄で造るドメーヌ・ピエール・モレの区画名付きの村名ワイン、最新ヴィンテージの「ムルソー レ・テソン2018」です。

  ムルソーの村名格畑レ・テソンは、ブルゴーニュワインの格付けの基盤となった1855年のジュール・ラヴァル博士(ディジョン大学)の格付けでは、ペリエールや、ジュヌヴリエール、シャルムと共にプルミエ・クリュに含まれていた畑で、「このレ・テソンに畑を所有できた生産者は幸運」とまで言われるほど評価の高い村名格畑です。

 ムルソー集落のすぐ上に位置するレ・テソンの畑は急斜面上にあり、各小区画毎に生産者が建てた石やレンガ造りの小屋が散見され、この独特の風景が葡萄畑の景観を引き締めています。また、人気生産者ドメーヌ・ルーロのモノポールで有名な「ア・モン・プレジール・クロ・デュ・オー・テソン(A Mon Plaisir Clos du Haut Tesson)」もこの中にあります。




 上の畑地図はドメーヌの公式HPに掲載のものですが、ドメーヌ・ピエール・モレがこのムルソー レ・テソンに所有する畑の面積は0.89haで、葡萄樹は1978年植樹のものが平均となっています。

 ここから産み出されるピエール・モレのムルソー レ・テソンは、いつ飲んでも果実味、重量感、ミネラルのバランスも良く、熟成のポテンシャルも高いワインです。

 こちらのムルソー レ・テソンのヴィンテージは2018年ですが、2018年は、2017年と同様に暑く乾燥した夏と収穫期の温暖な気候のおかげで、「豊作で葡萄の熟度も高く、果実味に溢れ、芳醇なワインとなった優良年」と報告されています。
 


 こちらのインポーターはラックコーポレーションの蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。

【商品内容】
商品名:ムルソー レ・テソン2018 

仏語名:2018 Meursault Les Tessons

生産者:ドメーヌ・ピエール・モレ
   (Domaine Pierre Morey )
容量 :750ml
タイプ:白ワイン

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