”ピュリニーの至宝”ドメーヌ・ルフレーヴが2013年からマコネ地区の別格のアペラシオン「プイィ・フイッセ」で造る秀逸な白ワイン
厳しい気象条件で収量は前年の半分に留まったものの、フレッシュさとテロワールの個性を備えた高品質な最新ヴィンテージ2024年のドメーヌ蔵出し正規品
[プイィ・フイッセ2024]
ドメーヌ・ルフレーヴといえば、透明感とミネラル感あふれるワイン造りで、ブルゴーニュの白ワインの最高峰と言える存在です。
ピュリニー・モンラッシェにおよそ25haもの葡萄畑を所有し、しかも、その大部分を特級畑と一級畑が占めている大ドメーヌで、”ピュリニーの至宝”とも称えられる珠玉のドメーヌです。
ルフレーヴ家は1580年から続く名家で、1717年よりピュリニィでワイン造りを開始しました。創設者はジョセフ・ルフレーヴ氏で、その後代々ルフレーヴ一族の経営が続き、現当主のアンヌ・クロード氏が一人で運営をするようになったのは1994年のことです。
アンヌ・クロード氏が加わり、1997年のビオディナミ農法への移行等種々の改革を次々に実施し、ドメーヌは一気にトップの座へ浮上します。
2006年に英デカンタ誌で専門家により世界で最も優秀な白ワイン生産者に選ばれ、2014年にはマスター・オブ・ワイン協会の「ワインメーカーズ・ワインメーカー」に選ばれました。
シュヴァリエ・モンラッシェを始めとする特級・一級ワインの出来はヴィンテージを問わず素晴らしく、是非ともお薦めしたいのですが、ただ一つの難点は、近年のブルゴーニュの価格高騰により、ルフレーヴのワインは村名クラスであっても価格的になかなか手が出ないのが現状です。
前当主アンヌ・クロード氏もピュリニー各銘柄の価格高騰を気にしており、そこで目を付けたのが、コート・ドールから約100km南のマコネの地で、このテロワールなら、「自分たちのスタイルを貫きつつ、気軽にルフレーヴのスタイルのワインを沢山の人に楽しんでもらえる」と、2004年にマコネ地区ヴェルゼ村に9.33haの畑を取得し、2004年ヴィンテージからマコン・ヴェルゼ、更に2013年からはマコネの最良アペラシオンであるプイィ・フイッセの醸造を始めました。
これらマコネ地区でもピュリニー・モンラッシェの本家同様にビオディナミ農法が採用されており、世界最高峰の白ワインと讃えられるルフレーヴのスピリットを受け継いだコストパフォーマンスに優れたワインがマコネの地で生み出されており、入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的 生産量が多く、価格も手頃なため人気のアイテムとなっています。
マコネ地区にはルフレーヴと同じく白ワインの世界最高峰生産者と称賛されるドメーヌ・デ・コント・ラフォンも進出しており、コート・ドールと全く同じウミユリ石灰岩を基盤とするこの地がシャルドネの生育に適していることを示しています。
ここで簡単にAOCマコネの格付けをご説明いたしますと、AOCマコネの格付けにおいて、一番下位にあるのがマコンとマコン・ヴィラージュで、これがマコネの地域名(レジオナル)ワインとなり、26の特定生産区域は、マコンの後にコミューン名を付けることができます。マコン・ソリュトレ・プイィや、マコン・ヴェルゼ、マコン・ヴェルジッソン、マコン・シャントレ、マコン・イジェ等がそれにあたります。
その上がマコネの村名(ヴィラージュ)ワインで、プイィ・フュイッセ、プイイ・ロシェ、プイィ・ヴァンゼル、サン・ヴェラン、ヴィレ・クレッセの5つがあり、その中の筆頭にあげられるのがプイィ・フュイッセです。
これまでAOCマコネには一級畑はありませんでしたが、2020年ヴィンテージから、プイィ・フュイッセの22の畑が一級畑に認定されています。AOCマコネの中でプイィ・フュイッセ以外には一級畑は認定されておりませんので、いかにプイィ・フュイッセが傑出したワインの産地であるかお分かりいただけると思います。
ルフレーヴでは2020年ヴィンテージからAOCマコネの中で唯一一級クリマが認定されることから、マコネ地区筆頭のプイィ・フイッセに特に力を入れており、地区の象徴である上の写真の有名な奇岩「ソリュトレ岩塊」の麓のシャルドネに適した粘土石灰質土壌の単一畑で2017年ヴィンテージから少量造る「プイィ・フイッセ アン・ヴィニュレ」と「プイィ・フイッセ ラ・シャノー」はピュリニーの銘柄と同じくビオディナミ農法により育てられ、手摘みで収穫された葡萄で丁寧に造られており、ピュリニー物に引けを取らないほどの品質で、コストパフォーマンスに優れた注目の銘柄です。
こちらは最新ヴィンテージ2024年のドメーヌ蔵出し正規品[プイィ・フイッセ 2024]です。
ご参考までに、2024年の収量は前年2023年の約半分に留まり、[プイィ・フイッセ 2024]の税込標準小売価格は「20,900円」でございます。
ルフレーヴのプイィ・フイッセは、ソルトレ岩塊周辺の南東から南西向きに位置する12区画、合計2.16haに植えられた葡萄のアッサンブラージュにより造られます。畑は北向きから南向きまで様々な方角に広がり、プイィ・フュイッセの多様なテロワールを表現しています。土壌は主に粘土質石灰質で表土が浅く、石灰岩母岩の影響を強く受けるため、果実味とミネラル感のバランスに優れたワインを生み出します。味わいは豊かで丸みがありながら、ルフレーヴらしい張りのある酸とミネラルの余韻が特徴です。
プイィ・フュイッセの気候はヴェルゼよりも雨が少なく、夏は非常に暑く、太陽光を十分に浴びる葡萄樹は早く熟すことから、収穫は通常ピュリニーよりも2日〜4日早く始まり、10km北のヴェルゼよりも10日〜13日ほど早いそうです。プイィ・フュイッセに植えられた葡萄の樹勢は強く、平均樹齢は50年です。
手摘みで収穫された葡萄はすぐにエスコール集落にある小さなセラーで圧縮され、そのマスト(果汁)は、翌日ピュリニー・モンラッシェに運ばれ、専用のセラーでドメーヌ・ルフレーヴのチームによって醸造されます。また、プイィ・フュイッセの醸造は、常にオーク樽で行われ、新樽比率は15%程度に抑えられています。収穫後2度目の冬に瓶詰めされるまで、熟成は18ヶ月間続きます。
ブルゴーニュの2024年ヴィンテージについて、ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)は2024年10月に、次のレポートを発表しており、天候不順により収量は減少したものの、収穫に至るまで常に警戒を怠らなかった生産者の弛まぬ努力と技術力で、ワインは素晴らしい出来栄えであったようです。
『2024 年のブルゴーニュ地方は、異例の天候に見舞われた。降水量は例年を大きく上回り、降水のパターンは不規則であった。9 月末時点での累計降水量は年間平均降水量(756 mm)に近づいた。これに加えて、局地的ではあったが、霜や雹といった厳しい気象現象も発生。これらの過酷な条件が病害のリスクを高め、収穫量を守るためにはシーズンを通して多大な作業が必要であった。収穫は、ここ数年よりもかなり遅 く、9 月末に終了した。数量は少ないかもしれないが、厳しい選果で収穫された葡萄の熟度と醸造者の技術により、高品質なヴィンテージとなることが期待される。』
また、ドメーヌ・ルフレーヴも2024年ヴィンテージについて、『2024年はブルゴーニュ全体で厳しい気象条件に見舞われたヴィンテージ。年間を通じて降雨量が非常に多く、春の低温や花振るい、ベト病の発生により収量は大きく減少。夏も穏やかで成熟はゆっくりと進み、9月に入っても冷涼で雨の多い天候が続いた。収穫は9月16日にピュリニーで開始され、収量は豊作だった2023年の約半分に留まったが、収穫時の葡萄は非常に健全な状態を維持できた。そのため、生産量は少ないものの、フレッシュさとテロワールの個性を備えた高品質なワインが期待できるヴィンテージになっている。』と発表しています。
ご参考までに(雑学豆知識):登記の関係から、こちらのマコン・ヴェルゼ等マコネ地区で造られるドメーヌ・ルフレーヴの仏語表記はピュリニーの銘柄と異なり、「Domaines Leflaive」(ドメーヌにSが付いています)となっています。マコンの葡萄も搾汁の後、マストはピュリニーに運ばれ、そこで醸造、熟成、瓶詰されますが、ピュリニー物と区別するためにそのように登記をしたようです。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:プイィ・フイッセ 2024
仏語名:2024 Pouilly-Fuisse
生産者:ドメーヌ・ルフレーヴ
(Domaines Leflaive)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン