2016年に借地契約により取得した七つの区画から造られるアルノー・モルテ名義の新たなドメーヌ物の村名ワイン
古樹の[キュヴェ・ド・トレ・ヴィエイユ・ヴィーニュ]と区別するため、「マ・キュヴェ(私のキュヴェ)」と名付けられた新たな村名キュヴェ
前年に引き続き、質・量とも豊作となった最新ヴィンテージ2023年のドメーヌ蔵出し正規品
[ジュヴレ・シャンベルタン マ・キュヴェ2023]
1993年、ドニ・モルテ氏が父、シャルル・モルテ氏から畑を受け継ぎ誕生したのが、「ドメーヌ・ドニ・モルテ」です。ドニ氏は、父の元で17歳からワイン造りの手ほどきを受け、 あのブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエ氏からも教えを受けました。
そんなドニ氏が手掛けるワインは、自身のドメーヌを始めると同時に賞賛を集め、「ブルゴーニュの天才」と高く評価され、一躍トップの造り手たちの仲間入りを果たします。 フランスの評価誌「ル・クラスマン」では、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ、ルロワと並び、3つ星生産者の常連として名を連ね、後のブルゴーニュワインの一角を担う存在として期待されてきました。
しかし、2006年、ドメーヌ・ドニ・モルテは、ドニ氏の突然の死去という不幸に見舞われます。 天才と言われた彼の死は、ブルゴーニュのワイン関係者や愛好家に大きな衝撃を与えました。
そんな中、当時はまだ20代だった1981年生まれの息子アルノー氏がドメーヌを受け継ぎました。 彼は1997年からドメーヌを手伝い始め、その後もメオ・カミュゼやルフレーヴ、さらにオーストラリアなどでも修業を積んでおり、その実力は今では偉大なる父に迫る程です。
現在は、一流のワインのテイスターとしても知られる母ローランス女史、妹クレメンス女史と共に、丁寧な畑仕事で自然なワイン造りに取り組んでおり、フランスで最も権威あるワイン評価誌「レ・メイユール・ド・ヴァン・ド・フランス」2015年度版において堂々の2ツ星生産者を獲得。父・ドニ氏亡き後も、ジュヴレ・シャンベルタンのスター・ドメーヌとしての名声と地位を維持し続けると共に、着実に新たな時代を築いています。
こちらの商品は最新ヴィンテージ2023年のドメーヌ蔵出し正規品で、アルノー・モルテ名義でリリースする村名ワイン[ジュヴレ・シャンベルタン マ・キュヴェ2023]です。
ご参考までに、[ジュヴレ・シャンベルタン マ・キュヴェ2023]の税込標準小売価格は、「24,200円」でございます。
ドニ・モルテの「村名ジュヴレ・シャンベルタン」については、次の通り、少し解説が必要です。
ドニ・モルテが所有するジュヴレ・シャンベルタン村名格畑の面積は6haですが、幾つかの区画に分散所有していることから、これまでリリースされてきた銘柄は、「ジュヴレ・シャンベルタン」、「ジュヴレ・シャンベルタンV.V.(ヴィエイユ・ヴィーニュ)」、「ジュヴレ・シャンベルタン アン・シャン」、「メ・サンク・テロワール」、「コンブ・デュ・ドゥシュ」等複数あり、近年リリースした村名ジュヴレ・シャンベルタンの銘柄数は、葡萄の収穫の状況によって変化し、例えば、2005年は一つだけ、2006年は二つ、2007年は四つというように上下していました。
このように幾つかのジュヴレ・シャンベルタンを造っていたドニ・モルテでしたが、最近のヴィンテージでは、村名ジュヴレ・シャンベルタンは、ジュヴレ・シャンベルタン村にある村名格畑アン・マトロ0.35ha、オー・ヴェレ1.3haにその他三つの村名格畑の五つの区画の葡萄をアッサンブラージュした「メ・サンク・テロワール(私たちの5つのテロワール)」に一本化してリリースしており、これがドメーヌの中核を成す、村名ジュヴレ・シャンベルタンです。
ドメーヌでは2016年に借地契約により、ジュヴレ・シャンベルタンの新たな区画を入手し、こちらの区画からも、二つのジュヴレ・シャンベルタン[マ・キュヴェ]と[キュヴェ・ド・トレ ヴィエイユ・ヴィーニュ]が造られています。
この二つのキュヴェは、従来の畑のものとは区別するために当主アルノー・モルテ名義でリリースされておりますが、ネゴス物ではなく、同じドメーヌ物ですので、現在ドメーヌには三銘柄のドメーヌ物の村名ジュヴレ・シャンベルタンが存在しています。
こちらの[ジュヴレ・シャンベルタン マ・キュヴェ(私のキュヴェ)]は、2017年までは[ジュヴレ・シャンベルタン]としてリリースされてきましたが、もう一つの、古樹で造られる[ジュヴレ・シャンベルタン キュヴェ・ド・トレ・ヴィエイユ・ヴィーニュ]と区別するため、2018年ヴィンテージから[マ・キュヴェ]と名付けられました。
マ・キュヴェは、七つの村名区画「レ・エポワントゥール(1ha)、ラ・ジュスティス(0.35ha)、シャン・シュニ(0.20ha)、レ・シャンペリエ(0.20ha)、アン・ジュィーズ(0.20ha)、クロ・ド・ラルシュ(0.20ha)、レ・プランティエール(0.20ha)」のアッサンブラージュで、ピュアな果実味とエレガンスに満ちた親しみやすいジュヴレ・シャンベルタンです。
ブルゴーニュの2023年ヴィンテージについて、ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)は2023年12月19日に、『平年より穏やかな冬から始まり、ジェットコースター のような春を迎えて、芽吹きは平年より遅くなり、ほとんどの葡萄の樹は春の霜を免れた。生育は2022年の大豊作の後の再成長もあり、ややバラバラに進んだが、5月は生育に好条件となり、月末から気温が上昇し開花に向けた急速な進展を促した。6月と7月は不安定で、7月は交互に雷雨があり、最高気温は35-36度、湿度は高かった。7月11日と15日に雹が降り、マコネ南部、コート・シャロネーズ北部、ムルソー、ディジョン周辺に局地的な被害をもたらしたが、全体的には無傷だった。8月は雨が降ることもあったが、その後は季節外れの高温と日照が続き、多くのワイン生産者は葡萄の鮮度を保つために夜間や早朝に収穫を行った。その結果、近年、ブルゴーニュでは豊作の年が連続することはなかったが、優れたヴィンテージだった2022年に続き、2023年も品質の高い葡萄が収穫できた。』というレポートを発表しています。
その一方で、ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)は2024年10月24日に、『ブルゴーニュの2024年は、天候不順による、多難で低収量のヴィンテージ』と発表しており、実際に同じジュヴレ・シャンベルタンに本拠を置くドメーヌ・アルマン・ルソーは2024年の収量が対2023年比で75%減少となり、シャンベルタンとシャンベルタン・クロ・ド・ベーズが単独仕立てできず、二つのクリマをブレンドしたシャンベルタンとなるようですので、ドニ・モルテでも収量激減は確実で、今回リリースの2023年ヴィンテージは品質面でも価格面でもお薦めです。
こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
【商品内容】
商品名:ジュヴレ・シャンベルタン
マ・キュヴェ2023
仏語名:2023 Gevrey Chambertin
Ma Cuvee
生産者:アルノー・モルテ
(Arnaud Mortet)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン