トロ・ボーの隠れた名品［ブルゴーニュ・コート・ドール・ブラン］の2020,2021＆2022の垂直3本セット
好環境下で保管されてきた2020年、2021年と最新ヴィンテージ2022年の［ブルゴーニュ・コート・ドール・ブラン］の飲み比べ3本セット
自然条件が大きく異なる2020年〜2022年のヴィンテージ違いを同一生産者の同一銘柄で飲み比べる垂直3本セット
〜限定1セットのみの販売です〜
小さな村ショレ・レ・ボーヌにある偉大な生産者がドメーヌ・トロ・ボーです。トロ・ボーのワインはどの銘柄も果実味豊かでタンニンが丸く、とても洗練されたスタイルで野暮ったさが一切感じられず、またヴィンテージごとの出来不出来の差も少ないことで人気があります。
トロ・ボーはショレ・レ・ボーヌに本拠を構えていますが、その周辺のアロース・コルトン、ペルナン・ヴェルジュレス、ボーヌ、サヴィニ・レ・ボーヌにも優れた畑を所有し、そこから秀逸なワインを造り出しており、コストパフォーマンスが高いことから、フランス内外のレストランで引っ張りだことなっています。
こちらの商品は、トロ・ボーが造る、レジオナルながら隠れた名品として知られる白ワイン［ブルゴーニュ・コート・ドール・ブラン］の2020年、2021年、2022年の直近3ヴィンテージの垂直3本セットで、同一造り手かつ同一銘柄で、ヴィンテージ違いを飲み比べることができる貴重なセットです。
［ブルゴーニュ・コート・ドール］は2017年に新しく認められたアペラシオンで、指定区域はコート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌに限られており、具体的な村名では北はディジョンの南のシュノーヴ村から南はマランジェ村までの葡萄に限定されています。
従来のACブルゴーニュは、コート・ドール（コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌ）に加え、広域ブルゴーニュ圏であるシャブリ、マコネ、ボージョレ等も含まれましたが、新設のACブルゴーニュ・コート・ドール・はこれまでのACブルゴーニュよりも産地がより限定されますので、「ワンランク上のレジオナル・ワイン」の位置付けです。
トロ・ボーは、2019年までは、赤と白をACブルゴーニュとしてリリースしていましたが、元々新AOCを呼称する資格もあり、2020年ヴィンテージから、新たに［ブルゴーニュ・コート・ドール］として再出発しています。従って、この3本セットはブルゴーニュ・コート・ドール・ブランの初ヴィンテージと2年目、3年目のヴィンテージとなります。
トロ・ボーの造る白ワインは２銘柄で、稀少なコルトン・シャルルマーニュを除くとこちらのブルゴーニュ・コート・ドール・ブランしかなく、隠れた名品として人気ワインとなっており、なかなか入手が難しいキュヴェです。
レジオナルですが、トロ・ボーでは最も古い区画では樹齢60年にもなる古樹の葡萄を使っており、リッチで気品のある贅沢な造りの白ワインです。
この垂直3本セットは、直近の2022年〜2020年ヴィンテージを揃えた3本のセットですが、この3年のヴィンテージの間には下に記述の通り、大きな自然条件の違いがございます。生産者はそれぞれの年の自然条件に対応して葡萄を育て、ワインを造りあげますが、ヴィンテージによりどのように異なるのか、同一生産者の同一銘柄で飲み比べることができる貴重なセットです。
まず、最新ヴィンテージとなるブルゴーニュの2022年は、霜害や猛暑、乾燥といった温暖化による影響はあったものの、多くの生産者が質・量とも健全な葡萄を収穫することができました。2019年〜2021年の3年間、天候不順により生産量に打撃を受けていただけに、生産者の喜びもひとしおのようで、健全で、糖度と酸度のバランスに優れた葡萄が収穫できた2022年ヴィンテージは、『今後世界中のワイン愛好家の舌を魅了していくことだろう』と期待されています。
また、トロ・ボーと同じコート・ド・ボーヌの生産者ルフレーヴの当主モランディエール氏も、『2022年は”暑い年”でしたが、暑い年にありがちな重々しい傾向は全くなく、エレガントでミネラル感があり、塩気も感じる素晴らしいヴィンテージ』とコメントしています。
次に2021年のブルゴーニュは、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、中でも、4月初旬の遅霜により、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害の被害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70％〜80％減少しました。
トロ・ボーでも白ワインの生産が減少した他、赤の特級コルトン・ブレッサンドを単独で仕立てることができず、ドメーヌ創設以来初めて、コルトンとコルトン・ブレッサンド区画をブレンドした特別ヴァージョンの［特級コルトン2021］が造られほどの厳しいヴィンテージでした。
トロ・ボーのナタリー・トロ女史が、2021年ヴィンテージについて、『葡萄畑が大変な年で、衛生状態の良い、健全な葡萄を収穫するために一生懸命働いた』と語っているように、ブルゴーニュの2021年は、『栽培家の力量と経験、ノウハウが生きた［栽培家のミレジム］とも言われ、収量こそ少ないものの、霜害や病害等の悪条件を乗り越えて健全に実った葡萄で造られたワインは高品質で、1970年代のようなクラシカルなスタイル（涼しい気温と変わりやすい天候を思い出させる、昔の純粋なブルゴーニュのヴィンテージ）』に仕上がっています。
また、最後の2020年について、ブルゴーニュワイン委員会のHPを見ると、『2020年ヴィンテージは、発芽から収穫まで歴史的な早熟で、好天に恵まれ雨が降らなかったため、病気はほとんどなく、衛生状態の良い葡萄が収穫でき、多くの生産者にとって2020年のワインは並外れたものとなり、長期熟成向きの偉大なヴィンテージと予想される』と記しています。
こちらの【秘蔵】マーク商品は、エノテカ様経由当店が購入後、直ちに環境と設備の優れた同社のワイン専用倉庫のエノテカ那須エイジングワインセラーに搬入し、現在も保管を委託中のものです。
また、セラー契約で一旦倉庫外に出たワインの再入庫はできないことから、搬入後から現在まで、一切倉庫外には出ておらず、この間、動かされることなく、良好なコンディション下で熟成のための眠りについている稀少プレミアムワインです。
当店では、このように買付から現在の保管に至るまで一度もエノテカ（株）の管理下から外れたことのないワインを【秘蔵】と定義し、これに該当するワインにのみ【秘蔵】マークを付けています。
こちらのエノテカ那須エイジングワインセラー保管商品については、「良コンディションの維持」、「配送期間の短縮」及び「配送に伴うリスク軽減」のためエノテカ那須エイジングワインセラーからお客様の元へクール宅急便で直送いたします。
また、エノテカ那須エイジングワインセラー保管商品と店舗内保管セラー商品を同時にご購入になった場合には、原則として、エノテカ那須及び当店からそれぞれを個別に配送いたしますが、その場合の追加の配送料はいただきません。
*エノテカ�蠅函�当店及び当ホームページとは、業務上及び営業上の関係は一切ございません。
【商品内容】
商品名：ブルゴーニュ・コート・ドール・ブラン
2020,2021＆2022の垂直3本セット
仏語名：2020 Bourgogne Cote d'or Blanc
2021 Bourgogne Cote d'or Blanc &
2022 Bourgogne Cote d'or Blanc
生産者：ドメーヌ・トロ・ボー
(Domaine Tollot-Beaut)
容量 ：750ml X 3
タイプ：白ワイン
