ヴォーヌ・ロマネ 2020[ドメーヌ・ミシェル・グロ]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 14,190円(税込)
在庫数 在庫0本売切れ中

SOLD OUT
ヴォーヌ・ロマネのテロワールを映し出す、優雅かつ果実味豊かで完璧に調和のとれた村名ワイン

名門グロ家嫡流ドメーヌがヴォーヌ・ロマネに所有する三つの村名区画の葡萄をアッサンブラージュした人気ワイン
最新ヴィンテージ2020年のドメーヌ蔵出し正規品
[ヴォーヌ・ロマネ 2020]


 ブルゴーニュの名門グロ一族の本家を継ぐ嫡流ドメーヌが六代目当主が運営するドメーヌ・ミシェル・グロです。

 名醸造家ジャン・グロから引き継いだ数々の銘醸畑を所有しており、中でも特級畑クロ・ヴージョ グラン・モーペルテュイとモノポールの一級畑クロ・デ・レアがドメーヌ・ミシェル・グロを代表する二つの看板ワインです。

 こちらの商品は、2023年9月入荷の最新ヴィンテージ2020年のドメーヌ蔵出し正規品[ヴォーヌ・ロマネ2020]です。

 ミシェル・グロは、ヴォーヌ・ロマネに本拠を置く老舗名門ドメーヌだけに、上述の看板畑以外にもヴォーヌ・ロマネに多くの村名格畑も所有しており、ミシェル・グロの村名ヴォーヌ・ロマネは、「オー・レア(Aux Rea)」、「オー・ドゥシュ・ド・ラ・リヴィエール(Aux Dessus de la Riviere)」、「ラ・コロンビエール(La Colombiere)」の三つの村名区画の合計面積0.92haに植えられた平均樹齢40年の葡萄をアッサンブラージュして造られます。

 村名格畑のオー・レアやラ・コロンビエールは、区画名を付けて、単独で仕立てられるほどの秀逸な畑として有名で、これらの畑の葡萄をアッサンブラージュしたドメーヌ・ミシェル・グロの村名ヴォーヌ・ロマネは、このアペラシオンらしく、優雅で果実味豊かなスタイルで、完璧に調和の取れたワインです。

 また、ミシェル・グロは、近年のブルゴーニュ・ワインの価格高騰の中でも、秀逸なワインをリーズナブルな価格で提供している優良生産者でもあり、そのワインはコストパフォーマンスに大変優れていることも魅力で、人気があります。

 また、最新ヴィンテージ2020年について、ブルゴーニュワイン委員会のHPを見ると、『2020年ヴィンテージは、発芽から収穫まで歴史的な早熟で、好天に恵まれ雨が降らなかったため、病気はほとんどなく、衛生状態の良い葡萄が収穫でき、多くの生産者にとって2020年のワインは並外れたものとなり、長期熟成向きの偉大なヴィンテージと予想される』と記しています。

 しかしながら、次の2021年ヴィンテージは、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。

 この影響もあり、2020年ヴィンテージは大幅な価格高騰かつ日本への輸入量も減少し、入手困難となっていますが、来年リリースの2021年ヴィンテージのワインは、更なる価格高騰と品薄が必至ですので、2020年ヴィンテージを是非ご検討下さいませ。


 こちらの商品は、ラックコーポレーション様輸入のドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管です。


【商品内容】
商品名:ヴォーヌ・ロマネ 2020 

仏語名:2020 Vosne Romanee    

生産者:ドメーヌ・ミシェル・グロ 
   (Domaine Michel Gros)
容量 :750m
タイプ:赤ワイン


ドメーヌ・ミシェル・グロの公式HPに於いて、2020年ヴィンテージ情報が発表されておりますので、参考までに全文を掲載いたします。ミシェル・グロのみならず、2020年のブルゴーニュ全体にほぼ共通するヴィンテージ情報としてお読みくださいませ。
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【☆2020ヴィンテージ情報】
 2020年は葡萄の成長サイクルが早く、強い日差しを受けた年です。収穫された少ない重量の葡萄は、非常に凝縮していました。

 2019年から20年に移り変わる冬の雨量は標準的で、穏やかな気候のもと、軽い凍結に留まる日々が多く見られ、2月末には木々が芽吹きの準備を始める兆しが見られました。芽は3月末に早々に伸び始め、2020年の葡萄は非常に早熟になるだろう事が予測されました。4月初旬に幾日かの冷気が訪れた後、気温は再び上昇し、葡萄の成長は暴走しました。4月後半から5月一杯まで一貫したリズムで伸び続け、平均すれば週に2枚ずつ新葉が増えるスピードで枝が伸びていきました。

 ドメーヌのチームはそのスピードに追いつくよう芽かきに精を出し、その後、新枝を持ち上げる相次ぐ作業も、成長リズムに合わせて遂行していきました。5月18日頃にはコートで葡萄の花が咲き始め、5月下旬にオート・コート・ド・ニュイで咲き終わりました。

 暑さと少ない雨のもとで新たに夏が始まり、7月中旬までこの好条件下で葡萄は育っていきました。非常に早くに葡萄は色づき始め、2020年の早熟度が記録的であることが観測されました。また、この天候条件はベト病とウドンコ病の脅威も妨げることになったので、葡萄樹は健全な状態に保たれました。

 7月末から8月にかけて水不足の影響が表れ始め、コートの畑は徐々に黄色に傾いていきました。それでも葡萄の成熟は阻まれることなく一貫したリズムで進んでいきましたが、水不足のせいで葡萄の粒は思うように膨らみませんでした。

 収穫は8月28日にコートで始め、9月10日にオート・コートで終えました。2018年、19年同様、葡萄の健全さは疑う余地のないパーフェクトな状態で、葡萄の選別はほとんど必要ありませんでした。

 パーフェクトな健全さ、完遂した成熟度、水不足に起因する果汁の少ない葡萄から、2020年は偉大な凝縮度を誇るワインが生まれました。一方、フレッシュさや酸味の点では19年より高いことが言えます。つまり、2020年のワインは15年、18年、19年のヴィンテージの系統に属し、特徴としてはピュアで正確さがあり、極めて凝縮度が高く、美しいバランスに恵まれた完熟の年と言えます。

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