ペトリュスやレヴァンジルと肩を並べるポムロールの老舗名門シャトー
2023年12月に輸入元のラックコーポレーション様から特別価格で入荷した、シャトー蔵出し品のバック・ヴィンテージ「ヴュー・シャトー・セルタン2017」
今でこそシャトー・ペトリュスの方が有名になってしまいましたが、ポムロールの昔からの名門と言えば、やはりヴュー・シャトー・セルタンに勝るものはありません。ヴュー・シャトー・セルタンの歴史は、ボルドーのネゴシアン、ジャン・ドメイ・ド・セルタン氏が土地を開墾し、シャトーを建設した1770年代にまで遡り、当時からポムロール最高のワインとされていました。
事実、1868年に作成されたガイド書「コック・エ・フェレ」では、3位だったシャトー・ペトリュスを抑えて、ブルジョワ級のトップシャトーとして評価されていたほどでした。
ヴュー・シャトー・セルタンのワインは、メルローで有名なポムロールにありながら、他のシャトーよりもカベルネ種が多めで、他のポムロールのワインとは異なり、メドック的なスタイルの長期熟成型で、非常に色が濃く、優雅で複雑な香りを持ち、ビロードのような口当たりの良さが特徴です。
現在このヴュー・シャトー・セルタンを所有しているのは、シンデレラワイン「ル・パン」を所有しているベルギー出身のネゴシアン、ティエンポン家で、1924年に入手しています。
こちらの商品は、「ヴュー・シャトー・セルタン2017」です。
2017年のヴュー・シャトー・セルタンのセパージュは、メルロー80%、カベルネ・フラン15%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%で、パーカー・ポイント「98点」の高得点で、予想される飲み頃は、2023年から2063年となっており、長期熟成に耐えるヴィンテージとして高く評価されています。
ヴュー・シャトー・セルタンは他のポムロールのシャトーと比べると、メルローの比率が比較的少なく、カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンド比率が高く、メドックに似た特徴があることが長期熟成に耐えうる理由となっています。
こちらは2023年12月に入荷したラックコーポレーション様輸入のシャトー蔵出し品で、エイジングワインセラー保管商品です。セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。
商品名:ヴュー・シャトー・セルタン 2017
(2017 Vieux Chateau Certan)
AOC:ポムロール
容量750ml 赤ワイン