サヴィニー・レ・ボーヌ一級レ・マルコネ2019 「ドメーヌ・シモン・ビーズ・エ・フィス]

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 9,680円(税込)
在庫数 在庫0本売切れ中

SOLD OUT
ロワン川右岸の最もボーヌ寄りに位置し、サヴィニで最も濃厚、濃密なワインを生む力があるとされる一級畑
所有する0.6haの区画で造る「レ・マルコネ」


最新ヴィンテージ2019年のドメーヌ蔵出し正規品
「サヴィニ・レ・ボーヌ一級レ・マルコネ2019」


 サヴィニー・レ・ボーヌのトップ生産者ドメーヌ・シモン・ビーズは、設立が1880年という歴史あるドメーヌですが、その基礎を固めたのは、1950年に3代目当主としてドメーヌを継承した孫のシモンで、葡萄栽培のみならず、醸造家としての才能にも恵まれた彼は、ブルゴーニュワインの二大改革である「トラクター使用とドメーヌ元詰め」をサヴィニーで真っ先に導入し、ドメーヌの知名度を高めました。

 そして、ドメーヌを飛躍的に発展させたのが1972年にドメーヌを引き継いだ息子のパトリックです。彼はドメーヌの名声をさらに高めると同時に、葡萄畑を大きく拡張し、1995年にラトリシエール・シャンベルタン、1997年にコルトン・シャルルマーニュと、赤白ふたつのグラン・クリュをいずれもメタヤージュ契約ではありますが、手に入れることに成功し、サヴィニー・レ・ボーヌのトップ生産者にとどまらず、ブルゴーニュのトップ生産者の仲間入りを果たします。

 シモン・ビーズが本拠地としているサヴィニー・レ・ボーヌは、コート・ボーヌの北に位置し、ロワン川が流れるペルナン・ヴェルジュレス側とボーヌ側の谷間の斜面の上流にある美しい村です。

 サヴィニー・レ・ボーヌの葡萄畑は村の中央を流れるロワン川が右岸のボーヌ側と左岸のペルナン・ヴェルジュレス側とに二分し、ボーヌ側のモンバトワの斜面にあるマルコネ、ジャロン、ナルバントンといった畑からは豊作年では村名格のヴォーヌ・ロマネや上等のポマールを飲んでいるような濃厚・濃密なワインが造られます。

 一方、ペルナン・ヴェルジュレス側のボワ・ド・ノエルの斜面に渡るとセルパンティエール、オー・ゲット、オー・ヴェルジュレス、レ・フルノーといった畑となり、テロワール固有の風味が感じられる違ったサヴィニーとなります。下にサヴィニ・レ・ボーヌの葡萄畑地図を掲載しておりますので、それぞれの畑位置をご確認下さい。

 スイス人作家マルセル・ルッフが、サヴィニー・レ・ボーヌのワインを「香り高く、うつろいやすい魂を持った情熱あふれるワイン」と表現したように、サヴィニー・レ・ボーヌは立地の良さや質の高さで最初に名前が挙がる地域ではありませんが、しばしば「難しいアペラシオン」あるいは「謎の多いアペラシオン」とも言われ、”ブルゴーニュ通”にとっては「コストパフォーマンスに優れたワインの宝庫」です。

 こちらは最新ヴィンテージ2019年のドメーヌ蔵出し正規品「サヴィニー・レ・ボーヌ一級レ・マルコネ2019」です。

 一級畑レ・マルコネは、上述の通り、ロワン川右岸のモンバトワ側斜面にあり、左岸のセルパンティエールやオー・ヴェルジュレスとは少し味わいが異なり、名著「ブルゴーニュワインがわかる」の著者マット・クレイマー氏は、その著作の中で、『サヴィニ・レ・ボーヌ一級の中では、最も濃厚、濃密なワインを生む力があり、最低でも5年は熟成させ、優れた個性をみたければ、更に待つのが望ましい』と記しています。

 また、最もボーヌ寄りの一級畑で、ボーヌの同名畑マルコネとは、高速道路を挟んで隣り合っており、しばしば両者の飲み比べも話題になります。
 
 輸入元資料によれば、『シモン・ビーズの所有するレ・マルコネの区画面積は0.6haで、植えられている葡萄樹は1973年植樹のもの。軽い砂質の土壌のため、非常にフレグナントな香りが特徴的。味わいも軽妙で、小気味よく、滑らかな喉越しの赤ワイン』です。

 また、2019年のコート・ド・ボーヌ地区は4月〜5月に五回にわたる霜害の影響で、畑によっては30%〜70%収量が減少しています。しかし、その後の天候回復と収穫期の温暖な気候のおかげで、「葡萄の熟度も高く、果実味に溢れ、芳醇なワインとなった優良年」と報告されています。
 


 こちらのインポーターはラックコーポレーションのドメーヌ蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。


【商品内容】
商品名:サヴィニー・レ・ボーヌ一級
    レ・マルコネ2019 

仏語名:2019 Savigny-les-Beaune 1er Cru
     Les Marconnets

生産者:ドメーヌ・シモン・ビーズ・エ・フィス
    (Domaine Simon Bize & Fils)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン

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