しかし、テロワールを忠実に表現するためでしょうか、あるいはベルナール・デュガがドメーヌの後継者である息子のロイクの意見を取り入れたせいでしょうか、ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュは2012年ヴィンテージを最後に姿を消し、2013年ヴィンテージからは畑名を表示して、三つの銘柄がそれぞれ単独に仕立てられるようになり、最新の2020年ヴィンテージまで継続しています。考えてみますと、ドメーヌのトップ・キュベのシャンベルタンが僅か0.05haの区画ですので、極小区画の単独仕立てはお手の物なのかもしれません。
この三つの畑が単独キュベとなり、デュガ・ピィがジュヴレ・シャンベルタンに所有する6つの一級畑は全て単独の銘柄となりました。
従ってこちらのジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュV.V.2012は、3畑混醸キュベが姿を消した今となっては、最後のヴィンテージとなったもので、非常に珍しい銘柄の稀少キュベです。また、近年のブルゴーニュワイン高騰の中で、ちょうど飲み頃を迎え、価格面でもお得な正規品のバック・ヴィンテージは大変貴重で、お薦めです。