好環境下で熟成の時を経たシュヴァル・ブラン2012
ボルドー右岸の優良年2012年のパーカーポイント94点の逸品
シュヴァル・ブラン(白馬)という美しい響きの名前を持つシャトー・シュヴァル・ブランは、シャトー・オーゾンヌと共に、サン・テミリオンの格付けの頂点、「プリミエ・グラン・クリュ・クラッセA」(第一特別級A)に君臨しています。
五大シャトーとこのシュヴァル・ブラン、オーゾンヌ、シャトー・ディケムを合せてボルドーの八大シャトーと呼ばれることもあります。
シュヴァル・ブランは、サン・テミリオンとしては、著しく独特なワインです。醸造的な特徴は、カベルネ・フランとメルローを同じくらいの割合で使用するという異例なブレンドで、ポムロールに近いとも言えます。
ポムロールとの境界線付近の“Les Graves de Saint-Emilion(サンテミリオンの砂利)”と呼ばれる地域一帯は、サン・テミリオン地区の中でも珍しく砂利が多く堆積している土壌ですので、サン・テミリオンのほとんどのシャトーがメルローを主体とした葡萄を植えているのに対して、シャトー・シュヴァル・ブランの36haの畑では地元では「ブショ」と呼ばれるカベルネ・フランやカベルネ・ソーヴィニヨンといった品種を多く植えているのです。
ボルドーの八大シャトーの一つであるこのワインが魅力的な埋由の一つに、それらのワインの中で最も飲み頃の期間の幅が広いということがあります。
シュヴァル・ブランが持つ若いうちから飲める能力や早熟さ、にもかかわらずカベルネ・フランの比率が高いため50年以上も熟成できる成長能力、バランスの良さや強烈な充実感は、どこかシャトー・オー・ブリオンに似ているとも言えます。
こちらはボルドー右岸の優良年2012年のシャトー・シュヴァル・ブラン2012で、パーカーポイントは94点を獲得しています。
こちらは卸元倉庫在庫商品で、お取り寄せ商品となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。
容量750ml 赤ワイン