”モレ・サン・ドニのスター”デュジャック
悲願の特級畑シャンベルタン
こちらの商品はデュジャックの所有する自慢の7つの特級畑の筆頭とも言うべき「シャンベルタン2007」です。
ドメーヌ・デュジャックは創設者ジャック・セイス氏が脱サラして1968年に創設した新興ドメーヌですが、モレ・サン・ドニを本拠地として素晴らしいワインを造り、次々に銘醸畑を取得・拡大し、一代でブルゴーニュのトップ・ドメーヌの地位を築いています。
しかしこれまで名手デュジャックの保有する特級畑は勿論優れた銘醸畑ではあるものの、そのラインナップは本拠地モレ・サン・ドニを中心としたもので、ブルゴーニュを代表する特級畑は所有しておりませんでした。
新興ドメーヌのデュジャックにとってブルゴーニュの王様シャンベルタンや神に愛された村ヴォーヌ・ロマネの特級畑はまさに喉から手が出るほど欲しかった悲願ともいうべき畑だったのです。
そして2005年ついにその悲願が達成されます。2005年にトマ・モワラールからヴォーヌ・ロマネ村の銘醸畑ロマネ・サンヴィヴァンとブルゴーニュの王様シャンベルタンの取得に成功したのです。この二つの銘醸特級畑の取得により、ドメーヌ・デュジャックは名実ともにブルゴーニュの最高峰生産者の一人に位置づけられたと言えるのではないでしょうか。
ところで、デュジャックが取得したシャンベルタンの畑はどのような位置・区画にあるのでしょうか?皆様は別格の特級畑シャンベルタンとシャンベルタン・クロ・ド・ベーズの所有者の区画図をご覧になったことがありますか?ブルゴーニュワイン大全には主要所有者の所有面積は掲載されているのですが、区画図はなかなか見つけることができませんでした。
そこで、これまでに色々な資料を探し、それらを組み合わせて、ようやくシャンベルタンとシャンベルタン・クロ・ド・ベーズの所有者とその区画図を表した地図を作製しましたので、下に掲載します。この地図は当店店長がエクセルで描画したオリジナルで、縮尺は実寸とは異なりますが畑の主要な所有者と位置関係及び面積が把握できますので参考にして下さい。
この区画図と表を見ると、デュジャックが所有する0.29haのシャンベルタンの構成は、アルマン・ルソーと隣接したシャンベルタンに僅か0.04ha、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズに0.25haであることが分かります。つまり、デュジャックのシャンベルタンはこの二つの畑からの葡萄をブレンドして造っているのです。デュジャックらしい柔和で繊細なスタイルが、シャンベルタンの堅牢さと相まって極めて完成度の高いシャンベルタンとして評価されています。
加えて、デュジャックが新たに取得したシャンベルタンの畑は0.29haと小さく、生産量は約1,000本程で日本への輸入量も僅か数十本程度とされ、大変希少なものです。
同時期に取得したロマネ・サン・ヴィヴァンと共に、ここ数年は日本への割り当てもないようですから、実店舗やネット店舗で探しても商品はおろか、エチケットもご覧になったことがないお客様も多いのではないでしょうか。
是非この機会に名手デュジャックの悲願とも言うべき貴重な特級シャンベルタンをお客様のセラーにお加え下さい。
こちらは店舗内セラー保管商品となります。
【商品内容】
商品名:特級シャンベルタン2007
仏語名:2007 Chambertin Grand Cru
生産者:ドメーヌ・デュジャック(Domaine Dujac)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン