シャブリ 特級レ・クロ 2019 (ドメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサ)

型番 店舗内セラー在庫
販売価格 18,150円(税込)
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ラヴノーと並ぶシャブリ最高峰生産者ヴァンサン・ドーヴィサのシャブリ最高の特級畑レ・クロ2019


冷涼な気候がもたらすキレの良い酸とキンメリッジ土壌のミネラルがもたらす長命な特級畑レ・クロ
霜害と夏の猛暑で生産量が減少した2019年の正規品



 
 早飲みタイプの白ワインというイメージのシャブリですが、実はムルソーやピュリニー・モンラッシェ以上に熟成可能なものが存在します。それがドメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサとドメーヌ・フランソワ・ラヴノーの造るシャブリで、伝統的な樽醸造を守り続ける長熟シャブリの最高峰生産者です。両者の造りやワインのスタイルはよく似ていますが、それは両ドメーヌ現当主の父が義理の兄弟ということも関係しているかもしれません。

 1970年代以降、シャブリではニュートラルで生産性のよいステンレスタンクを使った醸造が一般的になりましたが、現当主ヴァンサンの父、ルネは伝統的な小樽の使用を頑なに守り続けました。

 樽のほとんどが何年も使用した古樽で、通常のピエス(228リットル)だけでなく、シャブリで昔から使われていたフイエット(132リットル)も見られ、その古典ぶりがうかがえます。ただし、当主のヴァンサンは、樽醸造はとりたててワインの品質を決める決定的要因ではなく、大切なのは畑だと主張しています。

 現当主のヴァンサン・ドーヴィサは1957年生まれで、ディジョンの大学で醸造学を修了後父ルネと共にドメーヌに参画し、1998年に3haの区画で実験的にビディナミ農法を始め、その結果が良好なことから2002年にはすべての畑をビオディナミに転換した結果目に見えて土壌のバランスが改善され、病気が減り、腐敗果も少なくなったということです。

 こちらの商品は最新ヴィンテージのドメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサのトップ・キュベであるシャブリ特級レ・クロ2019です。





 シャブリの7つの特級中で最大かつ最良の畑が面積26.96haのレ・クロであることは衆目の一致するところですが、ヴァンサン・ドーヴィサはレ・クロに1.7haの面積の区画を所有しています。これはレ・クロ最大の所有者であるウィリアム・フェヴレの4.11haの面積には及ばないものの5番目の広さの畑となっています。

 一般的に収量が多いシャブリでは葡萄の寿命が短く、老木を目にすることはあまりないのですが、ヴァンサン・ドーヴィサのレ・クロには樹齢50年から60年に達する幹が見事な太さに育っています。健全な土壌と芽掻きによる収量制限が葡萄樹に負荷をかけず、更なる生命力を与えているようです。

 発酵をタンクで行う以外には50年前と変わらぬヴァンサン・ドーヴィサのシャブリは、ビオディナミによって更に一段の高みに昇ったと高く評価されており、フランス国内やヨーロッパでは勿論のこと、日本でもワイナート等で紹介され大変人気がある造り手です。

 しかしブルゴーニュ地区より更に緯度の高いシャブリ地区では、近年霜害や雹害に襲われ、生産量が少なくなっており、特にシャブリ最高の特級畑レ・クロは常に品薄で入手困難なワインとなっています。

 シャブリの2019年について、シャブリ委員会は、「春の霜害と夏の猛暑と旱魃に襲われ、収穫量は例年を下回ったものの、酸が十分保たれたので、大変フレッシュでバランスの取れたワインに仕上がっている」と発表しています。ただ、2018年が品質の高い豊作であったため、前年からは大きく生産量が落ちており、特に人気のレ・クロの2019年ヴィンテージは品薄となっており、稀少です。


こちらの商品は、ラックコーポレーション輸入の蔵出し正規品で、店舗内セラー保管商品です。
 

 


【商品内容】
商品名:シャブリ特級レ・クロ2019

仏語名:2019 Chablis Grand Cru Les Clos

生産者:ドメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサ
    (Domaine Vincent Dauvissat)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン




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