「白の魔術師」コシュ・デュリが造る
稀少な村名ムルソー2015
コシュ・デュリといえば、白ワインの名手中の名手として知られ、コント・ラフォンと並んでムルソーの二大巨匠と評価されています。
2006年デキャンタ誌の「世界の白ワイン・トップ生産者10傑」に選ばれ、「白ワインの魔術師」や「シャルドネの神様」と称賛されるコシュ・デュリはブルゴーニュで最も入手困難な白ワイン生産者と言ってもよいでしょう。
ドメーヌの設立は1920年。初めは6つのムルソーの畑の分益耕作からスタートし、二代目から畑を買い増し、徐々に拡大していきました。
ドメーヌの名称がコシュ・デュリとなったのは、三代目のジャン・フランソワ・コシュ氏が当主となった1974年で、ドメーヌ名のコシュ・デュリは氏の苗字(Coche)と夫人の旧姓(Dury)を結んだものです。
ワインの元詰はドメーヌ設立時から始めていますが、商習慣で今でも樽の1/3を昔からの付き合いのネゴシアンに売却しているため、市場では常に商品が品薄の状態です。
トップ・キュベの特級コルトン・シャルルマーニュとムルソー一級ペリエールは勿論のこと、それ以外の銘柄も生産量が少ないことに加え、世界中の愛好家から引っ張りだこで、ほとんど目にすることはありません。
2001年からは息子ラファエル氏がドメーヌに参加。2008年ヴィンテージをもって四代目ラファエル氏へとドメーヌは引き継がれましたが、ノンフィルターで、最低18ヶ月の長期熟成を特徴とする初代からのワイン造りを踏襲しており”ブルゴーニュファンならば一度は飲んでみたいワイン”との名声と憧れを保ち続けています。
こちらの商品は、シャルドネの神様とも言われるコシュ・デュリのムルソーですが、そのキュヴェは出荷される国ごとに違っており、日本向けのムルソーは斜面上部の一級畑ジュヌヴリエールの真上にある「ナルヴォー」の区画が中心となっています。
ナルヴォーは斜面上部ゆえの酸味と泥質砂岩の土壌の為、クッキー生地のような、ふくよかなを味わいを持ちます。
村名ワインと言えども、コシュ・デュリの造る白ワインの品質と人気は抜群で、リリース後直ぐに完売してしまう、入手困難なワインです。
また、こちらの商品「ムルソー2015」の2015年ヴィンテージは、グレート・ヴィンテージと評された優良年です。
こちらはエノテカ那須レンタルセラー保管商品で、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。
【商品内容】
商品名:ムルソー2015
仏語名:2015 Meursault
生産者:ドメーヌ・コシュ・デュリ
(Domaine J.F Coche-Dury)
容量 :750ml
タイプ:白ワイン