マルゴー村で五大シャトーのシャトー・マルゴーとトップを競う名シャトー
【シャトー・パルメ】
〜Chateau Palmer〜
メドック格付け第三級ながら、第一級や第二級のシャトーに肩を並べるほどの実力を持ち、マルゴー村でシャトー・マルゴーに匹敵するほどの高い評価を受けるのがシャトー・パルメです。 メドックの中でもメルローの割合が高いパルメは、マルゴーにありながらポムロールのような豊満さや肉付きの良さ、そしてしなやかさを併せ持つのが特徴となっています。
シャトー・パルメの歴史を遡ってみると、シャトー・パルメは18世紀にはシャトー・ド・ガスクという名で、王侯貴族に珍重されていました。ナポレオンの時代が終焉に向かった1814年イギリスのチャールズ・パルメ少将はフランスに渡り、シャトー・ガスクを手に入れ自らの名前を付けました。 これがシャトー・パルメの始まりです。
その後経済的に困窮したパルメ少将は、1853年に銀行家のペレ−ル兄弟にシャトーを売却しますが、ウドンコ病の被害に見舞われ、畑に植わっていたすべての葡萄を引き抜いて、新たに植え直したこともあり、1855年のメドックの格付けでは三級にとどまることになりました。
1938年にボルドーのマーラ・ベッセ家、シシェル家、ミアレ家、ジネステ家という4つのファミリーがシンジケート(共同事業組織)を形成し、シャトー・パルメを購入します。マーラ・ベッセ蔵出しのオールド・ヴィンテージにシャトー・パルメが多いのはこの理由からです。
1967年〜1976年にかけて五大シャトーの一つシャトー・マルゴーが不調に陥った際にはシャトー・パルメはマルゴー地区のトップシャトーの座を誇っていました。 現在はマルゴーの復活により、さすがにトップの座は譲ってしまった感はあるのですが、1990年代後半には大規模のセラー改修を実施し、1998年からはセカンドワイン「アルテ・レゴ・ド・パルメ」のリリースを開始するなど挑戦的な試みを行い、依然マルゴーに匹敵する程の高い評価を受けています。
38,500円(税込)
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【秘蔵】ヴァン・ブラン・ド・パルメ2019[マルゴー/Margaux]
33,550円(税込)
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29,700円(税込)
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28,600円(税込)
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29,700円(税込)
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27,500円(税込)
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