特級 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ2014[ペロ・ミノ]

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 45,980円(税込)
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SOLD OUT
ペロミノがピエール・ダモワの畑を借りて、ドメーヌ物同様に造るブルゴーニュの別格の特級畑
シャンベルタン クロ・ド・べーズ2014


2021年11月入荷の飲み頃も近く、価格面でもお得な蔵出し正規品のバックヴィンテージ
「特級シャンベルタン クロ・ド・べーズ2014」


  ドメーヌ・ペロ・ミノは、1973年にドメーヌ・アルマン・メルムがふたつに分かれて誕生したもので、もう一方は道路を隔てて対面に位置するドメーヌ・トープノ・メルムです。
この二つのドメーヌが所有する畑のラインナップが似ているのはそんな理由によります。

 ドメーヌ・ペロ・ミノは数多くのジュヴレ・シャンベルタンのワインを造っていますが、実はモレ・サン・ドニに本拠を置くドメーヌです。
 
 クリストフ・ペロ・ミノが父アンリの後を継いだのは1993年ですが、それ以前のドメーヌ・ペロ・ミノのワインは大半がバルク売りされ、ドメーヌの評価もさほどのものではありませんでした。
しかし、現当主のクリストフ・ペロ・ミノが修業から戻り、ワインを手がけるようになった後、ほぼ全量ドメーヌ元詰めとなり、このドメーヌは一気に注目を集めるようになります。

 ただ、1990年代のペロ・ミノのワインは、抽出が強く、樽香が強い生産者の代表とされており、アメリカ市場を意識したこのようなパワフルな造りの全盛時代の潮流に乗ってワインを造り、それにより実際に成功をおさめていたことも事実です。

 しかし2000年からペロ・ミノのスタイルはこれまでの濃厚なスタイルから軽快・繊細なスタイルへと大きく変わります。
この変化の契機になったのが、師と仰ぐブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエ氏の存在です。アンリ・ジャイエの最後の弟子とも言われるクリストフはジャイエ氏から「怠け者になれ」という含蓄ある言葉をもらったそうです。

 それ以降、これまで二週間にも及んだ低温侵漬を一週間弱にし、抽出方法もビジャージュ主体からルモンタージュ主体へと変え、新樽率も村名で20%、1級、特級で30%、焼き加減もミディアムに抑え、テロワールを重視するアンリ・ジャイエ・スタイルの現代的再現を目指し、優しくすっきりと軽く、透明感のある味わいへと変貌を遂げ、これにより一気にスーパースターの仲間入りをすることになりました。

 この醸造における変化と同時に2000年にヴォーヌ・ロマネの名手ペルナン・ロサンの畑を購入し、ドメーヌの拡大にも着手します。ペルナン・ロサンの所有していた畑の中でもニュイ・サン・ジョルジュ一級ラ・リシュモーヌとシャンボール・ミュジニー一級ラ・コンブ・ドルヴォーの2つのアペラシオンには、それぞれ1902年植樹を始め、樹齢70年以上の葡萄が植えられており、通常のキュヴェのほか、古樹の葡萄のみを用いた「キュヴェ・ウルトラ」があり、このペルナン・ロサンの畑の購入もペロ・ミノを一躍スーパースターに押し上げた要因の一つです。

 こちらは優良年のペロ・ミノの特級シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ2014です。



 ペロ・ミノは自社畑のドメーヌ物のワインの他にいろいろな畑から葡萄を買ってワインを造っており、これらのネゴシアン物のワインはエチケットは同じですが「ペロ・ミノ」だけの表記で「ドメーヌ」の文字が記されていません。

  但し、ペロ・ミノの公式ホームページで確認すると、2017年ヴィンテージからはドメーヌ物もネゴシアン物も「ドメーヌ」の表記はなく、全て「ペロ・ミノ」で統一されております。自分の造るワインにドメーヌ物もネゴシアン物も区別はないということなのでしょう。



 ペロ・ミノの名称でリリースしていたネゴシアン物のワインの筆頭はブルゴーニュにおける別格の特級畑シャンベルタンとシャンベルタン・クロ・ド・ベーズです。

 ペロ・ミノはシャンベルタンとシャンベルタン クロ・ド・べーズには自前の畑は所有しておりませんが、この二つの畑の大地主であるピエール・ダモワから畑を借りて、シャンベルタンとシャンベルタン・クロ・ド・ベーズを造っています。自前の畑を所有していない場合、通常は買い葡萄により造りますが、ペロ・ミノの場合、ピエール・ダモワが所有するそれぞれの畑の一部を賃借し、そこで葡萄を育て、収穫・醸造していますので、実質ドメーヌ物と申せます。

 「栄光のクロ・ド・ベーズ」と呼ばれるシャンベルタン・クロ・ド・ベーズは、630年にブルゴーニュ大公がベーズ修道院に土地を寄進して拓かれたブルゴーニュで最も歴史ある15.38haの特級畑です。

 クロ・ド・ベーズは、シャンベルタンを名乗れますが、逆にシャンベルタンはクロ・ド・ベーズを名乗ることはできません。「栄光のクロ・ド・ベーズ」と呼ばれる所以です。
 
 ところで、皆様はこの二つの別格の特級畑の所有者の区画図をご覧になったことはありますか? 実は、ほとんどの専門誌には所有面積こそ掲載されているものの、区画図が掲載されているものはあまりありません。

 

  下の地図は、シャンベルタンとシャンベルタン・クロ・ド・ベーズの主要所有者の区画図です。これは当店店長がいろいろな資料からデータを集め、それらを組み合わせてエクセルで描画したオリジナルで、縮尺は実寸とは異なりますが畑の主要な所有者と位置関係及び面積が把握できますので参考にして下さい。





 この区画図を見ると、ドメーヌ・アルマン・ルソーが、この別格の二つの畑にバランスよく均等に畑を所有し、それぞれのテロワールを反映させたワインを単独で仕立てており、ジュヴレ・シャンベルタンにおけるルソー家の存在の偉大さが分かります。(上地図の桃色の区画)

 しかし、良く見るとこの二つの畑の最大の所有者はドメーヌ・ピエール・ダモワで、シャンベルタンに0.48ha、シャンベルタン クロ・ド・べーズには5.36haで、合わせて5.84haという大地主です。(上地図の緑色の区画)

 ペロ・ミノはピエール・ダモワの所有区画一部を借りているため、その区画位置は、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズについては写真で有名なピエール・ダモワの作業小屋付近、またシャンベルタンについては最もクロ・ド・べーズ寄りの区画となっています。(上地図の緑色の中の黒色の区画)

 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズは2003年から、シャンベルタンは2004年から造っており、生産量はシャンベルタン クロ・ド・べーズが10樽(3000本)、シャンベルタンが3樽(900本)です。

 今回ご案内のシャンベルタン・クロ・ド・ベーズは、優良年2014年のものです。

  2014年ヴィンテージは、春の雹害や6月後半の大嵐による被害はあったものの、比較的冷涼な夏と9月の晴天により、葡萄は健康な良い状態で収穫された結果、2014年は白ワインは最高の出来、赤ワインも非常に良い出来と評価されています。

  また、著名ワイン評論家でマスター・オブ・ワインのジャスパー・モリス氏は2014年の赤ワインについて、「バランスが良くエレガントで安心して中期的な熟成を楽しめるヴィンテージ」と評価し、「神話的な地位を得ることはできないが、味わいでは大きな喜びを与える(The 2014 vintege will not gain mythical status,but it will offer a huge amount of pleasure.) 」とヴィンテージ・レポートに記しています。

  そんな優良年2014年のブルゴーニュワインの価格は、対ユーロの為替レートが有利に働いた結果、近年のブルゴーニュワインの価格高騰の中にあって、全般的にお手頃の価格でご案内できており、この点でもお薦めのヴィンテージです。


 こちらの商品は、2021年11月上旬に入荷したドメーヌ蔵出し正規品で、エノテカ那須レンタルセラー保管商品ですが、セラー契約上お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます
 


【商品内容】
商品名:特級シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ2014
 
仏語名:2014 Chambertin Clos-de-Beze Grand Cru

生産者:ペロ・ミノ
    (Perrot Minot)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン

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