特級マゾワイエール・シャンベルタン2012[ドメーヌ・ペロ・ミノ]

型番 エノテカ那須レンタルセラー在庫
販売価格 38,500円(税込)
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一躍スーパースターの仲間入りをしたペロ・ミノが造る
シャルム・シャンベルタンと並ぶ二枚看板ワイン

悪条件を乗り越え、優良年評価のバック・ヴィンテージ
マゾワイエール・シャンベルタン2012


 クリストフ・ペロ・ミノが父アンリの後を継いだのは1993年ですが、それ以前のドメーヌ・ペロ・ミノのワインは大半がバルク売りされ、ドメーヌの評価もさほどのものではありませんでした。
しかし、現当主のクリストフ・ペロ・ミノが修業から戻り、ワインを手がけるようになった後、ほぼ全量ドメーヌ元詰めとなり、このドメーヌは一気に注目を集めるようになります。

 ただ、1990年代のペロ・ミノのワインは、抽出が強く、樽香が強い生産者の代表とされおり、アメリカ市場を意識したこのようなパワフルな造りの全盛時代の潮流に乗ってワインを造り、それにより実際に成功をおさめていたことも事実です。

 しかし2000年からペロ・ミノのスタイルはこれまでの濃厚なスタイルから軽快・繊細なスタイルへと大きく変わります。
この変化の契機になったのが、師と仰ぐブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエ氏の存在です。アンリ・ジャイエの最後の弟子とも言われるクリストフはジャイエ氏から「怠け者になれ」という含蓄ある言葉をもらったそうです。

 それ以降、これまで二週間にも及んだ低温侵漬を一週間弱にし、抽出方法もビジャージュ主体からルモンタージュ主体へと変え、新樽率も村名で20%、1級、特級で30%、焼き加減もミディアムに抑え、テロワールを重視するアンリ・ジャイエ・スタイルの現代的再現を目指し、優しくすっきりと軽く、透明感のある味わいへと変貌を遂げ、これにより一気にスーパースターの仲間入りをすることになります。

 この醸造における変化と同時に2000年にヴォーヌ・ロマネの名手ペルナン・ロサンの畑を購入し、ドメーヌの拡大にも着手します。ペルナン・ロサンの所有していた畑の中でもニュイ・サン・ジョルジュ一級ラ・リシュモーヌとシャンボール・ミュジニー一級ラ・コンブ・ドルヴォーの2つのアペラシオンには、それぞれ1902年植樹を始め、樹齢70年以上の葡萄が植えられており、通常のキュヴェのほか、古樹の葡萄のみを用いた「キュヴェ・ウルトラ」があり、このペルナン・ロサンの畑の購入もペロ・ミノを一躍スーパースターに押し上げた要因の一つです。

 
 こちらのマゾワイエール・シャンベルタンは、グリザール背斜谷の正面にあたるため、他の特級畑にはない扇状地特有の小石の沖積土壌を有する面積18.58haの特級畑です。隣のシャルム・シャンベルタンを名乗ることができますので、マゾワーエールの名前でリリースしているのはこのペロ・ミノの他ごく少数です。

 ペロ・ミノのテロワール重視の姿勢が良く表れているのは、ドメーヌが所有する二つの特級畑であるシャルム・シャンベルタン(0.91ha所有)とマゾワイエール・シャンベルタン(0.74ha所有)をアッサンブラージュすることなく別々に仕立てており、低収量でアロマティックでジューシー、凝縮感のあるワインに仕上げています。

 ほとんどの生産者は両者に大きな違いはないとし、ブレンドし、シャルム・シャンベルタンを名乗ります。また、マゾワイエール・シャンベルタンだけを所有する生産者の多くは発音の難しさや知名度を考慮し、エチケットにはシャルム・シャンベルタンと表記しています。

 これに対しペロ・ミノは、シャルム・シャンベルタンとマゾワイエール・シャンベルタンにはテロワールに顕著な違いがあると考え両者を区別して瓶詰め・表記している数少ない造り手の一人です。

 このような仕立てが可能なのは、両者のテロワールの違いを明確に表現できる醸造技術だけでなく、別々に瓶詰できるだけの面積の畑を所有していなければできないため、シャルム・シャベルタンとマゾワイエール・シャンベルタンを両方リリースするドメーヌは稀少なのです。(他にシャルム・シャンベルタンとマゾワイエール・シャンベルタンを区別して仕立てる生産者に、モレ・サン・ドニのトプノー・メルムとジュヴレ・シャンベルタン一のデュガ・ピィがいます。)

 また、2012年はブルゴーニュの生産者にとって天候に悩まされたヴィンテージでした。3月の霜害、4月から6月の多雨による病害、夏の突然の気温上昇と雹を伴う暴風雨の繰り返しで、葡萄にはクルール(花ぶるい=初期の葡萄が成長せず落果すること)やミルランダージュ(葡萄が肥大しないまま残ること)も多く見受けられ、生産量が激減する年となりました。

 しかし、こうした悪条件を乗り越え、ミルランダージュによる小粒の実を付けた葡萄は果実味も酸味も濃縮感が有り、液量に対する果皮の割合の増加でタンニンも豊富で、生産量こそ少ないもののワインの質としてはいわゆるビックヴィンテージに近いものとなったと評価されています。


 是非優良年のペロ・ミノのシャルム・シャベルタンとマゾワイエール・シャンベルタンで、テロワールの違いをお確かめ下さい。

 なお、ペロ・ミノはドメーヌ物のワインの他にいろいろな畑から葡萄を買ってワインを造っており、これまではこれらのネゴシアン物のワインはエチケットは同じですが「ペロ・ミノ」だけの表記で「ドメーヌ」の文字は記されていませんでしたが、最新の2017年ヴィンテージからは全ての銘柄から「ドメーヌ」の文字は消え、「ペロ・ミノ」の表示で統一されています。自分の造るワインにドメーヌ物とネゴシアン物の区別はないということでしょうか。


  こちらのインポーターはラックコーポレーションで、エノテカ那須レンタルセラー保管商品となりますが、セラー契約上、お客様への直送はできないため、一旦当店を経由しての配送となりますので、通常より2〜3日お時間をいただきます。

*エノテカ蠅函当店及び当ホームページとは、業務上及び営業上の関係は一切ございません。


【商品内容】
商品名:特級マゾワイエール・シャンベルタン2012
 
仏語名:2012 Mazoyeres Chambertin Grand Cru

生産者:ドメーヌ・ペロ・ミノ
    (Domaine Perrot Minot)
容量 :750ml
タイプ:赤ワイン

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