ジュヴレ・シャンベルタンにおいてカルト的人気を誇る最高峰生産者

2003年からコート・ド・ボーヌに進出して大注目の超有名ドメーヌ

 【ドメーヌ・ベルナール・デュガ・ピィ】

  〜Domaine Bernard Dugat-Py〜


 今、シャサーニュ・モンラッシェで大注目の生産者をご紹介します。その名は、「ドメーヌ・ベルナール・デュガ・ピィ」。多くのお客様が、デュガ・ピィの名を聞くだけで、「なんでシャサーニュにデュガ・ピィが!!」と思われているはずです。

 ご承知の通り、デュガ・ピィは、いとこのクロード・デュガと共に、ジュヴレ・シャンベルタンに本拠を置く小規模ドメーヌながら、カルト的な人気を誇る造り手で、僅か0.05haで1樽にも満たない特級シャンベルタンを筆頭とする珠玉のワインを造っています。また、デュガ・ピィの畑の葡萄の樹齢は非常に古く、ドメーヌ平均で65年、しかも所有する畑はいずれも極小で、生産量も少ないことでも有名で、ブルゴーニュ愛好家垂涎の入手困難な造り手の代表格となっています。

 下表はデュガ・ピィが所有する畑の一覧表です。それぞれの畑に所有する面積が非常に少ないため、需要を満たすだけの生産量がなく、入手困難な造り手であることが良く分かりますね。

 各畑でのワインの生産本数(概算)は1ヘクタール当たりの平均年での葡萄収量から、「4000本x所有面積(ha)」の算出式でおおよその目安が分かります。例えば極小の特級畑シャンベルタンの場合、「4000x0.05」で約200本程度の生産量となります。ブルゴーニュの標準のピエス樽は、1樽容量が225リットル(約300本)ですから、標準樽は大きすぎて使えず、樽メーカーのフランソワ・フレール社にその年の醸造量にピッタリのサイズの樽を特注しているそうです。

 そんなデュガ・ピィが近年、コート・ド・ボーヌに進出し話題になっています。2003年に村名畑ムルソーとポマールを取得、更に、シャサーニュ・モンラッシェで、2004年に一級銘醸畑モルジョを取得し、一級白ワインが新たにデュガ・ピィのラインアップに加わりました。このあたりは、コート・ド・ニュイの最高峰生産者ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエが白ワインの銘醸地コート・ド・ボーヌに進出し、コルトン・シャルルマーニュを造っていることと似ていますね。

 この一級畑モルジョにデュガ・ピィが所有する面積は0.25haの極小さに加え、葡萄樹齢も65年の古樹で、ここから生産されるワイン本数は年間700本〜900本程度という稀少なプレミアムワインです。

【ベルナール・デュガ・ピィのモルジョはこちらからどうぞ】
該当する商品がありません

Your recent history

Category

Recommended