ルロワ女史との親交から生まれたドメーヌ・アルヌ・ラショーの若き当主シャルル・ラショーの名を冠した注目の新生ネゴシアン

 【シャルル・ラショー】

  〜Charles Lachaux〜


 ドメーヌ・アルヌー・ラショーは、ドメーヌ名にその名を残す先々代の当主の祖父ロベール・アルヌーや先代の当主の父パスカル・ラショーの時代には「プティDRC]と称賛された1858年創設のヴォーヌ・ロマネの名門ドメーヌで、現在ドメーヌを率いるのは、2011年にドメーヌに加わり、2013年から六代目の新当主となったシャルル・ラショー氏です。

 シャルル・ラショー氏は、ブルゴーニュの女神とも称されるルロワ女史に感化され、全房発酵、ビオディナミ農法の導入、畑作業の厳格化等の様々な改革により大きく進化し、今や専門家からは「プティ・ルロワ」と称賛されるほどドメーヌの名声を高め、ブルゴーニュにおける新世代の造り手の先頭を走る一人として高く評価されています。

 そのドメーヌ・アルヌー・ラショーの現当主シャルル・ラショー氏が、自身の名を冠したネゴシアンがこの「シャルル・ラショー」です。このネゴシアンを始めたのは、2014年にルロワ女史が手掛けるドメーヌ・ドーヴネのワインを飲み、その美味しさにインスピレーションを得たことがきっかけで、「自分も、自分が造ったワインを飲んだ者が感動するような、エモーショナルなワインを届けたい」という強い意志により起ち上げたものです。

 ネゴシアンと言っても、単に葡萄を購入するのではなく、生産者と交渉して、栽培にも関与し、どのタイミングで、どの区画を収穫するかを自ら決めており、ブルゴーニュの新しいネゴシアン形態である、「マイクロ・ネゴシアン(Micro Negociant)」あるいは「ネゴシアン・ヴィニフィカトゥール(Negociant Vinificateur)」と言われるもので、限りなくドメーヌに近いネゴシアンです。

 このような形態が増加している背景には、ブルゴーニュの地価の高騰があります。元々銘醸畑の売り物は滅多にありませんが、地価高騰で今や畑を購入しても、その当主や子の代ではワインにより投資額を回収することが不可能なため、最高峰あるいは新進気鋭の造り手は、他者の畑で自分の畑のように葡萄を栽培し、醸造するスタイルが増えてきているのです。

 かつては、ドメーヌ物の方がネゴシアン物よりも個性的で、高品質との評価が一般的でしたが、最新の醸造設備に加え、畑の管理からこだわりを持つ「マイクロ・ネゴシアン」や「ネゴシアン・ヴィニフィカトゥール」の台頭により、ドメーヌ物とネゴシアン物の差はなくなってきており、むしろネゴシアン物でドメーヌが所有していないアペラシオンを補完し、ラインナップを充実させています。

 シャルル・ラショーでは、ます最初にドメーヌ・アルヌー・ラショーが所有するヴォーヌ・ロマネとニュイ・サン・ジョルジュの間に位置する畑のアリゴテを用いたワイン造りからスタートし、その後、シャルル氏の友人生産者達が有機農法で栽培する畑の葡萄を契約・購入し、ヴォルネイやポマール、ジュヴレ・シャンベルタンへと順次アイテムを拡大していきました。

 シャルル・ラショーの全てのワインは除梗をしない全房発酵で造られるため、梗からのタンニンも加わり、複雑で深みのある味わいに仕上がり、生まれるワインは、葡萄本来の旨味が表れた、驚くほどピュアでクリーンな味わいで、フレッシュなアロマと豊かな果実味を備えながらも、エレガンスが際立つスタイルとして大変人気があります。

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