1815年からの歴史を誇るブルゴーニュ最高位に君臨する名門ドメーヌ

 ラ・ロマネ・コンティと並ぶブルゴーニュ最高の畑ラ・ロマネの所有者

【ドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレール】

  〜Domaine du Comte-Liger-Belair〜


 リジェ・ベレール家と言えば、ナポレオン麾下のルイ・リジェ・ベレール将軍を祖先とするブルゴーニュきっての名門貴族であることは、ドメーヌ名に「コント(Comte=伯爵)」という爵位があることから、既にご存知でしょう。

 現在ブルゴーニュにはリジェ・ベレール一族の運営するドメーヌが二つありますが、一族の直系にあたるのがこちらのドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールです。世界最高の畑ロマネ・コンティのすぐ上に位置し、これと比肩されるほどの最高位の特級畑ラ・ロマネを所有しているこのドメーヌは、名門貴族リジェ・ベレール家の本流で、2000年に再興され、運営しているのはルイ・ミシェル・リジェ・ベレール氏で、ドメーヌはヴォーヌ・ロマネ随一の建築物であるシャトー・ド・ヴォーヌ・ロマネにあります。

 由緒ある名門貴族リジェ・ベレール家には、栄光と衰退の歴史があり、元々リジェ・ベレール将軍が1815年にシャトー・ド・ヴォーヌ・ロマネを手に入れた際に、多くの畑がそれについてきたことが同家のワイン事業の始まりです。

 その後、家督を継ぐために養子になった甥が、大地主マレ・モンジェ家の財産を相続した女性の一人と結婚したことにより、リジェ・ベレール家は急拡大し、ラ・ターシュ、リシュブール、ラ・ロマネ、ラ・グランド・リュ、クロ・ヴージョ、シャンベルタンの特級畑を始め、マルコンソール、ショーム、スショなど60haにも及ぶ錚々たる銘醸畑を有する大帝国を築きました。

 しかしその後は相続問題が原因でドメーヌ全体は1933年に売却され、ラ・ロマネやリシュブールなど僅かの畑を手元に残すだけとなり、その後の相続人も祖先と同様に軍に入り不在地主となり、1982年にワイン造りを担ってきたグザヴィエ・リジェ・ベレール氏が亡くなってからは誰もその跡を継がず、最近まで畑は分益耕作人によって管理され、ワインはネゴシアンを通じて売られていたのです。

 2000年になってグザヴィエ・リジェ・ベレール氏の嫡孫で、7代目のルイ・ミシェル・リジェ・ベレール氏が一族のドメーヌを再興し、ラ・ロマネをトップ・キュベとするドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールを設立します。

 次いで2002年に分家で従兄弟のティボー・リジェベレール氏が26歳でドメーヌ・ティボー・リジェ・ベレールを興すことになるのですが、ルイ・ミシェル・リジェ・ベレール氏がロマネ・コンティの上部、“ラ・ロマネ”を受け継ぎ、ティボー・リジェ・ベレール氏がリDRCに隣接する“リシュブール”とニュイ・サン・ジョルジュの一級畑“レ・サン・ジョルジュ”に2haもの広大な畑を所有することとなり、ここに一族の歴史上初めての二人のヴィニュロンが誕生し、名門リジェ・ベレール一族が完全復活したわけです。

 ルイ・ミシェル・リジェ・ベレール氏が2000年にドメーヌを再興した時、最初の畑はACヴォーヌ・ロマネと一級畑レ・ショームだけでした。二年後、特級畑ラ・ロマネと一級畑オー・レニョについても耕作を再開しましたが、畑仕事はドメーヌ・フォレのレジ・フォレに、また販売はブシャール・ペール・エ・フィスに委ねる契約がしばらく続き、その後2006年から完全にドメーヌ元詰めとなりました。現在では、あちこちの分益耕作農家に貸していた畑を取り戻し、下の所有畑一覧表の通り素晴らしい畑を所有しています。

 特にドメーヌの至宝とも言うべきラ・ロマネはラ・ロマネ・コンティのすぐ上にある面積0.85haの特級畑で、コント・リジェ・ベレールの単独所有畑(モノポール)です。

 このラ・ロマネは立地の素晴らしさに加え、フランス最小のAOCでもあることから大変稀少かつ高価なワインです。また、これに続く特級エシェゾーや一級レ・スショ、オー・レニョも同様に稀少かつ高価ですが、実はこれら以外に入手困難ではありますが、ドメーヌの看板ワインとも言えるお勧めのリーズナブルな価格のワインがあります。それがドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールが単独所有するヴォーヌ・ロマネの村名格畑「クロ・デュ・シャトー」です。下に、ヴォーヌ・ロマネ中心部の航空写真を掲載しますので、区画の位置をご確認下さい。

 ドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールの所有するクロ・デュ・シャトーの区画(黄色の線で囲った部分で、面積は0.83ha)がラ・ロマネ、ラ・ロマネ・コンティ、ロマネ・サン・ヴィヴァンから集落を挟んで続く同一斜面上に位置することが良くお分かりになると思います。これら錚々たる特級畑とクロ・デュ・シャトーの土壌は似ているとされ、下層土のピンク色がかった泥灰岩のおかげで軽やかで繊細かつ優雅なスタイルのヴォーヌ・ロマネが産まれます。

  ヴォーヌ・ロマネの村落のすぐ近くにある幾つかの畑を合わせた面積2.80haの区画は「ヴィラージュ(Village)」と名付けられた村名格畑ですが、このヴィラージュと呼ばれる畑の中には、こちらのクロ・デュ・シャトー(面積0.83ha)を始め、プリューレ・ロックのクロ・ゴワイヨット(面積0.55ha)、ドメーヌ・デュジェニーのクロ・デュジェニー(面積0.57ha)等の有名なモノポールの畑があり、いずれも他の村名畑とは一線を画す別格の畑です。

 ドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールにはクロ・デュ・シャトー以外にもう一つ区画名付の村名格ワインがあり、それが「ヴォーヌ・ロマネ ラ・コロンビエール  (Vosne-Romanee La Colombiere)」です。

 この畑はクロ・デュ・シャトーの下に続く畑で、クロ・デュ・シャトーと同じく、ラ・ロマネ、ラ・ロマネ・コンティ、ロマネ・サン・ヴィヴァンと続く斜面上にあり、コント・リジェ・ベレールの素晴らしいヴォーヌ・ロマネの片鱗を味わう最初のステップとしてお薦めです。しかし、ドメーヌが所有するラ・コロンビエールの区画面積は0.78haと小さく、生産量も少ないため、価格はラインナップの中では最も手頃ではありますが、それだけに真っ先に売り切れとなる人気ワインとなっており、これもまた入手困難なワインです。

 ブルゴーニュ・ワインの神様と呼ばれる故アンリ・ジャイエ氏やジャン・イヴ・ビゾー氏から指導を受け、由緒あるテロワールを鮮やかに蘇らせ、ブルゴーニュ屈指の生産者として名を上げたコント・リジェ・ベレールにおいて、特筆すべきはその丁寧で緻密な作業で、土を踏み固めないように、畑の耕作は機械を使わず、馬を使用しています。また、有機農法から開始し、今ではビオディナミを実践するなど、リジェ・ベレールのワイン造りは常に進化し続けています。

 ドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールの畑仕事を大切にした丁寧なワイン造りと果実味と樽香が美しく調和した官能的な味わいのワインは、今やDRC、ルロワが独占していたブルゴーニュワインの最高位の均衡を破るほどに高く評価され、揺るぎないトップ生産者の地位を築いています。

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