〜Domaine Denis Mortet〜

偉大な父を継いでスタードメーヌの名声と地位を維持している

【ドメーヌ・ドニ・モルテ】


 1993年、ドニ・モルテ氏が父、シャルル・モルテ氏から畑を受け継ぎ誕生したのが、「ドメーヌ・ドニ・モルテ」です。ドニ氏は、父の元で17歳からワイン造りの手ほどきを受け、 あのブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエからも教えを受けました。

 そんなドニ氏が手掛けるワインは、自身のドメーヌを始めると同時に賞賛を集め、「ブルゴーニュの天才」と高く評価され、一躍トップの造り手たちの仲間入りを果たします。 フランスの評価誌「ル・クラスマン」では、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ、ルロワと並び、3つ星生産者の常連として名を連ね、後のブルゴーニュワインの一角を担う存在として期待されてきました。

 しかし、2006年、ドメーヌ・ドニ・モルテは、ドニ氏の突然の死去という不幸に見舞われます。 天才と言われた彼の死は、ブルゴーニュのワイン関係者や愛好家に大きな衝撃を与えました。

 そんな中、当時はまだ20代だった1981年生まれの息子アルノー氏がドメーヌを受け継ぎました。 彼は1997年からドメーヌを手伝い始め、その後もメオ・カミュゼやルフレーヴ、さらにオーストラリアなどでも修業を積んでおり、その実力は今では偉大なる父に迫る程です。

 ドメーヌ・ドニ・モルテの所有畑は下の一覧表の通り、ジュヴレ・シャンベルタンを中心としたラインナップですが、この中では極少量造るシャンベルタンと一級ラヴォー・サン・ジャックがドメーヌの看板ワインとして有名です。また、2014年に新たにマジ・シャンベルタン、ボンヌ・マール、エシェゾーの三つの特級畑を取得し、ブルゴーニュ有数の実力派人気ドメーヌの地位を確立しています。

 中でも特にドニ・モルテのトップ・キュベであるシャンベルタンは僅か0.15haの極小区画から造られる超稀少品で、日照に恵まれた東向きの丘陵斜面に位置し、極小区画ながら白泥灰土の頂上付近から石灰岩と粘土質土壌の麓付近までの斜面の上から下までのパーセルで、ピノ・ノワールにとって最高の立地にあり、ドニ・モルテの傑作として、ブルゴーニュ・ワインの王様として別格の取扱をされる特級シャンベルタンの中でも最高位に君臨する逸品です。

 現在は、一流のワインのテイスターとしても知られる母ローランス女史、祖父シャルル氏、そして2013年からドメーヌに参画した妹のクレメンス女史と共に、丁寧な畑仕事で自然なワイン造りに取り組んでおり、フランスで最も権威あるワイン評価誌「レ・メイユール・ド・ヴァン・ド・フランス」2015年度版において堂々の2ツ星生産者を獲得しています。

 アルノー氏の時代になり、ワインは力強さと同時にフィネスやエレガンスを備えたものとなり、口当たりはまろやかに、喉越しはスムーズに変化していると評価されており、父・ドニ氏亡き後も、ジュヴレ・シャンベルタンのスター・ドメーヌとしての名声と地位を維持し続けると共に、着実に新たな時代を築いています。

 また、2016年には、借地契約により、特級畑マゾワイエール・シャンベルタン、シャルム・シャンベルタン及びジュヴレ・シャンベルタン一級ラヴォー・サン・ジャック等を含む4haの畑を新たに自社畑に加えていますが、こちらのキュヴェは、従来からのドメーヌワインと区別するために、「アルノー・モルテ」個人名義でリリースしています。このアルノー・モルテの新しい畑も丹念な手入れで、従来のドメーヌワインに決して劣らない品質を産み出しています。(*例えばドメーヌの看板ワインのラヴォー・サン・ジャックは、ドニ・モルテとアルノー・モルテの二つのキュヴェがあり、どちらもドメーヌワインですが、区画は異なります。)

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